中村哲さんの銃撃死に衝撃と「残念」と

帰宅して家族から聞かされて

「ウソだろう!」と最初に思った。

ペシャワール会の代表として

長年に渡ってパキスタンと東アフガニスタン

農業による生活支援活動を続けた

医師の中村哲さんが

車で移動中に銃撃され死亡したという

ニュースだ。

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(4日のTBS「news23」の映像より)

筑紫哲也News23」で中村哲の活動を知り

その後もペシャワール会ツイッターで情報発信をしたり

ご本人も帰国したときは精力的に

講演活動をしてアフガニスタンなどの実情を

理解してもらうための行動を続けてきた。

実は以前に船橋での講演会のチラシを

市川の市民団体からいただいたことがあった。

昨年の夏ごろだったか。しかし

ほかの集会に参加することを予定したため

諦めたことがある。

いまとなっては悔やまれる。

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(4日の日テレ「newszero」の映像より)

戦争で荒れ果てた大地にかんがいを引いて

水を入れて、種をまいて緑を育て

そこから作物を育てる環境をつくることで

「武器」からそこに生きてきた人々を解放させる。

30年に渡る活動で

16500ヘクタールの農地を開拓させ、

65万人の食糧を確保させたとニュースから。

「9月に73歳になったが

 あと30年はやると言っていた。」

ペシャワール会の記者会見より)

アフガニスタンは依然として

タリバンイスラム国(IS)が

活発に動いていて

中村さんや現地のメンバーも

車の経路をたびたび変えて移動をしてきたという。

あくまでも私の想像であるが

数日前にアメリカのトランプ大統領

アフガニスタンを電撃訪問して

兵士たちに七面鳥をふるまったという報道があった。

ひょっとしたら「日本はアメリカの属国になった」

と思い込んだ誰かが中村さんに脅威を抱いたのでは

ないだろうか。

以前は日の丸を掲げることで

戦争をしない国ということで

自分たちの活動に現地の人々が理解を示してくれたと

話してくれたのが中村哲さんだった。

ノーベル平和賞を何とかとってもらえるように

 してもらいたいよね。」

新聞うずみ火の読者のつどいでも

こんな話をたびたびしたこともある。

いまはただ、合掌。

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