10月13日の
TBSテレビ「噂の!東京マガジン」を見たら
えっ!という話題があった。
千葉県の山武市では町内会長に対して
申請すれば年間で19000円に
プラスで世帯数×1200円の報奨金が出るのだそうだ。
しかし問題になったのは
20年前に他の市町村から移ってきた世帯同士で
町内会をつくって申請しても
報奨金がもらえなかったということだったのだ。
(番組の映像より。下の写真も)
理由は市の行政規則に基づき
10世帯以下の町内会には出さない(おおむね10世帯以上と書いてある)
ということだった。
しかし実際には10世帯以下の町内会にも報奨金が支払われているが、
それは3町1村が合併して「市」になる前から
あった町内会なので、当分の措置としてのことだと
山武市側の説明(番組では取材に対してそろそろ見直すことも検討すると回答)。
しかし町内会長は世帯同士の持ち回りとはいえ
個人単位で支払われて、
しかも「報酬」と同じ扱いでは
会長の地位を手放さなかったり、
税金の使い道としての不公平感を生じたりしないかという
疑問もある。
街の声でも「会長は名誉職だからこのやり方はおかしい」や、
「もらえるなら町内会長になってもいい」と
賛否両論に分かれたと番組が伝えていた。
町内会に支払われるお金については
市町村ごとに違いがあってその方法がわかりづらい。
というより最近は町内会などの活動に
時間をかけられない、煩わしいなどで
入るのを敬遠する世帯も多くなっているということもある。
しかし、山武市では台風15号の被害で
町内会の必要性を強く感じた住民も多くなったという。
(19号と21号関連の被害は詳しく見ていないが)
ならば報奨金ももっと町内会の活動を
本当に奨励できるような制度に改善できるように
各地の市町村が改善することが大切だと思う。
(個人的には渋谷区のやり方が最も良いと思った。)
ちなみに来年、我が家は町内会の当番がやってくる。
集金集めなどの仕事が待っているが、
報奨金のことなど今まで聞いたことがなかったのだ。