びっくりしましたよ。
このブログでは東洋大学の立て看同好会のことを
取り上げたことがあったが、
民間企業のやっていることはもっとえげつないというか。
自宅から駅へ通る交差点の隅っこに
なんと工事等に使うカラーコーンに
分譲住宅の現地への案内版を取り付けて
見事な立て看板風に仕立て上げたのだ。
もちろん近所からの通報の対策として
「期限が過ぎたら撤去します」との文言も
忘れることなくつけていた。
しかし期限もなにもあったものではない。
政党や新店オープンの場合には
ある程度の期限がわかりやすいからその理由は通るが
この分譲住宅は宣伝してからもう1年になるんじゃと思った。
しかし、実際にこの看板の通りに行ってみると
自分が思っていた所にまた新しい物件が建っていて、
そこに誘導するための看板であることがわかった。
私のほうが以前見たチラシの物件と混同して
勘違いしていたのだった。
この地域も畑だったところなどがまだまだ新築住宅が
分譲されているが、買い手がすぐに現れるかということと
価格が今後どう変動するかはわからないので
必死に売り込んでいかなければいけないから
カラーコーンの立て看板でわかりやすく道案内というわけか。
不動産業界も大変だなとつくづくそう思う。
この写真を撮ったのは6月のことだが
7月になるとカラーコーンから
案内の看板がなくなっていた。
約束通り期限が来たら
カラーコーンだけ残して撤去したというわけだ。