きのうブログで辺野古のことを書いていたら、
新聞うずみ火(http://uzumibi.net/)を通じて
改めてこの中身を見てみると
北東部の埋め立て地には2本の活断層が走っていることがわかる。
軟弱地盤に活断層があれば、もしも東日本大震災クラスの地震があったときに
滑走路に亀裂が走るたけでは済まない。地盤沈下や液状化でその復旧に時間
がかかることは間違いない。さらにビラによると、地震で弾薬庫が壊れた場合
貯蔵してある弾薬や有害物質が海に流れ出て、重大な環境破壊が起こること
が指摘されているという。これらの理由だけでも埋立て承認撤回の根拠になる
というわけだが、国は全くこの地域から外れたK-4から7までの護岸地域から
の土砂投入を強行した。危険なところではないから工事を始めたことで
「建設は不可能」という主張を封じ込めたということだが
しかしAからCまでの護岸については結局C護岸の地盤改良工事をやること
を決めた以上、計画は頓挫、いや破綻したも同じであるし
工期や予算がさらにかさめば2022年までの完成は事実上不可能である。
最も安倍内閣は工事が遅れたのは反対派と県の抵抗があったからと
論点をすり替えとするかもしれない。しかし大浦湾の埋め立ては
地形と地質面からいっても建設は不可能という理由がきちんとある以上
「反対」の声を今まで以上に上げ続けなければいけない。
非常時に使いものにならない新基地は、米海兵隊にとってもありがた迷惑
ではないのか。
ビラではその他に離着陸における建造物の高さ制限に近隣の国立沖縄工業高専
や複数の住宅、店舗、マンションが米軍基準よりも超過していることが
わかったことも書いてあった。
だが、防衛省は高専については米軍と調整して適用除外にしたと述べているそうだ。
無理も通れば道理も引っ込む。いずれにしても勉強や生活環境が破壊されることが
目に見えている。