松戸アートラインプロジェクト2010終わる(3)

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水戸街道沿いにある原田米店の旧店舗。

ここも新しいアートがいっぱいだった。
といっても最初に目に入ったのは、
お琴の演奏だった。



その周りには緑の毛糸と布などで素朴な飾りがほどこされていた。
この作品というよりは
この空間が「まちやま」(西尾美也)という作品になっているとのことだ。
ふと扉を見てみるとこんなビラが貼ってあった。

この作品を作るにあたって、一般の市民から
毛糸や古布を募集して、集まったものを材料にしているというわけだ。
なるほど、歴史のあるお米屋さんの店頭だったところは
その雰囲気を壊さないようにするのが一番で
古い毛糸や布でつくられた作品は
それこそ昔の家ならどこでもありそうな風景を形創っている。
新しいのに、なつかしいといった感じ。それにエコ効果も十分だ。
その隣では、

この空間すべてが作品。
大成哲雄&聖徳大学大成ゼミ「お米屋さんプロジェクト」だ。
店頭だったところには、おにぎりをテーマにしたオブジェがあり、
こたつが置かれた部屋には、
「いただきます」とおにぎりを食べる写真がいっぱいだった。
これも場所と社会の話題をうまく考えた力作だ。
ここから靴をぬいで、さらに店舗の中に入ろうとしたら
あっと驚くものにいきなり出くわした。(つづく)
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