松戸市の場合の「コロナ対策」避難所マニュアル

私の住んでいる松戸市

コロナ対策で

どのように自然災害時の避難所をつくって

運営することになるか?

市の職員対象の講習会が

先月の28日に市民会館で行われたことを新聞で知った。

f:id:shiraike:20200730002503j:plain

(29日東京新聞千葉面にて)

毎年4・5月にやっていたそうだが

今年はやっぱり自粛などで

この時期にずれ込んだそうだ。

 

避難所のレイアウトは

間仕切りの間隔を2mに保つこと。

体調不良者の区画を個別に設けて

飛沫感染を防ぐ。

そしてスペースには

ダンボールの簡易ベッドをつけることになった。

地べたに座ると

そこから接触感染があるかもしれないからだ。

もちろん入る前には

体温測定。

そこで引っかかった避難者は

別室に案内するように指導される。

入口や窓を開けて換気するそうだが

気候の変化には十分配慮する必要は

ありそうだ。

場所として指定されるのは

小中学校や市民センターになることから

ハンドジェルや体温計を新たに補充、

そしてこれまで表に出てこなかった

間仕切りとダンボールベッドの補充を

進めるとのことだが、

 

「受け付けの段階で

 発熱、症状のある人を分けて

 医療機関につなげたい、

 避難所では『三密』は避けられない。

 市民には自宅避難も考えてほしい」と

市の大川浩史危機管理課参事補がそうコメントしていた。

(以前、災害ボランティアセンター訓練でお世話になった)

 

となると、

市民の側からすれば

よほどのことがない限り

自宅で避難するほうがいいのだろうか?

最後の手段として

「命を守る行動」で避難所を選ぶ。

そこで「コロナ陽性」が確認されると

二重のバンチで困難を抱える。

だからといって

自宅の避難を続ければ

コロナにかかっても気が付かず

それもまた困ってしまうかもしれない。

三密もいやだが

不安を抱えて災害と向かい合うのも

大変だ。

 

豪雨災害に見舞われた地域の皆さんの

気持ちも同じなのかもしれない。

悩むことは多い。

 

www.chiba-tv.com