強風

こないだから今日にかけて強い風が吹いている。特におとといの深夜から昨日の朝にかけての風は凄かった。
ベランダにあった洗濯ばさみのかごがお隣さんの庭まで吹き飛ばされ、ハンガー(針金の)も吹き飛ばされた。置いていたラックも横倒し。
しかし何といっても風の音だ。「ビューン」ではなく、「ゴウーン」だった。しばし弱いゆれも感じ、台風が来たのかと思ったくらいだった。
おとといの午後にゴルフをやった時から時折強い風が吹き、夜に飲み会をやって深夜になる前にお開きにしたがもう1時間も遅かったら帰宅するのも大変だったと思う。
強風で災害にあわれた方もいた。東富士演習場では「野焼き」を強行して3人の方が亡くなったとのこと。建物の屋根や柱が壊れ、電柱も倒されたところもあったという。
ニュースでは爆弾低気圧が原因だというが、どれだけこの言葉を聞かされたことだろう。気候の異変が両極端になって、季節の変わり目が「ゆったり」から「過激」になっているように思う。
昨今では2020年までCO2削減数値を25パーセントにするという話がよくででいるが、地球温暖化云々が叫ばれている時に身近な季節の変わり目に大きな変化が生じているのも見逃せないと思う。
もちろん地域によっては季節の変化にはそう変わりはないということもあるかもしれない。でも「爆弾低気圧」という言葉が使われていること自体がやはり自分たちのとりまく環境の変化に敏感にならなければと感じた。
私たちが予測することができない気候の激変がこれからもなるべく起きないようにすることに越したことがない。環境対策はこれからも自分でできることはやらなければいけないと感じる。
でも電気の無駄使いは甘いなあと考えさせられることもある。
この強風はこれからおこりうる「恐怖」の前触れにならないように。今日は祖母の一周忌。東京は桜はまだ咲かないが、むしろそれで良かったのかもしれない。