墓前に誓う

きょう、週1回通っている切手ボランティアに行く前に、母方の祖父母のお墓参りに行ってきた。祖母は昨年の3月22日にこの世を去った。私が生まれる前に祖父が亡くなっていた分、私は祖父の分まで祖母にかわいがってもらった。高校時代の時は日本史レポートの課題で、祖母に東京大空襲の時のことを語ってもらったことがあった。その時いつも私の前では笑顔ばかりだった祖母の顔が次第に涙があふれ、私の世代がもう2度と戦争に送られることのないようにして欲しいと最後に
願いを私に語ってくれた。私が「戦争と平和」を考えるときはいつも祖母の話と願いからはじまる。あの時すべての思いを伝えてくれたのだ。大切にしなければいけないと。祖母は「最後まで誰にも迷惑をかけることなく死んだんだよね。」と家族も親族もみんなそう思っている。最後は認知症もあったがそれでも介護する側も介護される側も破滅することがなかった。(私はたいしたことは出来なかったけど)そして今、孫の1人として墓前に誓う。まだ病気の状態が続き自分のこれからの生き方を考えている最中だけど、だれにも迷惑をかけるようなことはしない、少しづつがんばってみるよと祖母に伝えた。