署名活動

松戸市立病院移転の是非を問う住民投票を実現させる署名活動は、市長に請求するための有効数(選挙権を有する者の50分の1)8000名を約4倍も上回る3万1742名分の署名を集め、昨日「実現させる会」のメンバーが市選挙管理委員会に署名を提出した。本当に良かった。嬉しかった。
もともと市立病院の1号館の耐震化工事をどうするかということから始まり、近くの運動公園から病院移転の計画に話がいつのまに膨らみ、気がついたら「東松戸駅北総線・JR武蔵野線)前の紙敷土地区画整理組合用地に移転」の話が決まっていたのだ。市議会もまともな議論をせずに土地の取得費と設計費用を可決成立させ、それをいいことに市も広報でいかにも移転のすべてが決まったかのように市民を洗脳させてしまったのだ。しかし建設費と新たな土地取得の問題、さらに現病院と東松戸病院の民間医療法人の売却の非現実性、そして市内中央部から南部の移転に伴う東葛北部の中核病院としての機能に与える問題、そして解決されない医師看護師不足、もはや市役所にすべてを任せることはできない。まず住民投票で信を問うべきだ。しかしこの問題を「上本郷・北松戸地区の住民だけが騒いでる」だけにされてしまうのではないかという不安があった。しかし署名活動の反応は非常によかったのだ。大したことはできなかったが次への希望へつながった。