コミュニケーションから「気づき」へ

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きのうのキャリアコンサルティングで書いていなかったこと。
自分のことは自分が一番知っているようで
案外知らなかったことが多い場合がある。
自己紹介ならぬ「他己紹介」をやって
他の人のやっているのを見たりしていると、
自分は他の人にどんな印象を持たれているかということが
よくわかってくるような気がしてくる。
例えば、普段から人と話をしていても
自分の言ったことにどれだけ相手が興味をもっているか、
または自分が相手の言ったことをどれだけ理解したうえで
リアクションをしてくるかということは
わかりにくいことがある。
それが、会話をした相手のことを
三者に紹介してごらんなさいとなると、
短い時間で相手のことをどれだけ興味関心をもっているかということが
わかるし、その逆もはっきりしてくる。
正直言って怖いと思うことがある。
「大切なのは『気づき』なんですよね。他の人とコミュニケーションを交わす中で、
 どれだけ自分がどういうふうに見られているか。それに気が付くことが
 一番役に立つものになるんですよね。」
講師を勤めた校長の言葉。確かにそうかもしれない。
今の世の中は自分が傷つくのがイヤだから
濃密なコミュニケーションを避ける傾向がある。
でも他人と会話を交わしたりすると、
自分が気がつかなかった長所に気づくことがあるし、
短所を指摘されることで、
自分の人生が劇的に変わることもあるかもしれない。
なにげない会話でも、
何か得した気分になることもある。
「気づき」、人生と向かい合う必須アイテムとして
これからも意識することにしていこうと思う。

(訓練校の近くで撮った寒つばき)

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