宮角孝雄写真集「GROUND ZERO 希望の神話」出版を祝う会に参加して

以前このブログで紹介した、宮角孝雄さんが広島・長崎・ニューヨークからの「反核平和の祈り」をテーマにした
写真集「GROUNND ZERO希望の神話」が先月出版され、これを祝う会が、今日の午後都内新宿で行われた。

祝う会には私のような協賛者ばかりではなく、写真・デザイン関係者や宮角さんと公私とともにお付合いのある方々、
またピースヒロシマ実行委員会のかたなど多くの方が出席して会場がにぎわった。

ゆったりした感じで始まり、少したって宮角さんが感謝の挨拶。そして乾杯。

そしてしばし歓談ののちシンガーソングライター新屋まりさんのライブ。

新屋さんはご両親がともに被爆した広島とキノコ雲を目撃しているという。
そして被爆建物の旧日銀でライブを行ったことから「ヒロシマ」への思いを深め、宮角氏と出会ったという。


宮角さんの写真と歌のコラボは休憩をはさんで2度行われ、平和への祈りと願いを新屋さんは歌った。
また「すーさん」という宮角さんと関係が深いかたも歌った。


すーさんは原爆の歌に応募したことがあるが、その時入選したのが美空ひばりさんも歌った「1本のえんぴつ」だったという。
またチベット仏教の歌を独特の鐘(のようなもの)をならして歌った。
ピースヒロシマ実行委員会のかたはプロモーション映像を持ってきてくれた。

ある人が付けていた腕時計。1945年8月6日のあのとき、腕時計を付けていた人の命が消えて
残ったのはあの時を刻んだまま止まった時計だけだったというメッセージだ。
さまざまな人の思いがつまったこの会は楽しい時間だった。
シャンパンもワインもビールもたくさん飲めたし、本当にありがとうございました。

こちらの方はニッポン放送の上柳昌彦さんにそっくりの司会者さん。
両親は長崎で被爆をうけたのだそうです。

新屋まりブログ「にいや徒然エッセイ」
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ヒロシマ平和製作所
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