40歳の人間ドック

きょう予約した人間ドックの日

40歳過ぎると「定期健診」が「人間ドック」に名前が変わり、検査項目が増えて
緊迫感が増すというか、いよいよ自分の体も何らかの形でガタが来るものなのかと
どうしても心はマイナス思考に陥ってしまう。
身長体重血圧(2度も受けたが緊張で数値が148−87から下がらなかった。残念!)とこなして
腹部エコーへ、初めてでどうするのかと思ったら
まず上着を上げ、ズボンをゆるめて、ぬるま湯よりもすこし熱いローションが腹部に塗られて
機械の端末(といっていいのかな?)を腹部につけて、おなかの上を動かしていくのだが
意外に強い力で押してくるので、ソフトな感触じゃわからないものだと感じた。
また「前立腺と膀胱も見ます」といったのでどうやって機械をつけるのかと不安になったが、
へそより下のおなかの上で機械を動かしたので
「そうか、膀胱も前立腺も下腹部にあるんだよな。」と自分の勘違いを確認することが出来た。
それが終わると心電図(すぐに終わった)をはさんで
もうひとつの初めて、肺機能検査があった。
長いチュープのような機械がパソコンにつながっている点は
昔の肺活量検査機械と大きく違ったところがあるが、マウスピース(紙製)をつけて
鼻に洗濯バサミ(先端はガーゼ付き)をつけられて
何度も大きく息を吸ってはく動きを繰り返すのを求められることは昔も今も変わらない。
ただ肺活量を測定するだけではなく、空気の通りに詰まりがないかという検査もあって、
こちらは普通に空気を吸ってから強く息をはくやり方だ。
どちらも1回で済んだので検査技師さんから「お上手ですね」とほめられ、これはうれしかった。
そして恐怖のバリウムこと胃のレントゲン検査。なにしろ発泡剤を飲まされてゲップを我慢しろと言われるのだから。
もっとも直前に胃の働きを抑える薬を注射してもらったのが効いてか、ゲップを我慢することが出来たが
なにしろ何度もうつぶせと仰向けを繰り返して、時には逆立ち同然に機械が動くから
やっぱりこの検査は体力と忍耐の限界に挑むようでなければダメだということがよくわかった。
この検査を終えてもらったご褒美はこのお食事券。

日替わりAランチは揚げ出し豆腐がうまかった。

バリウムを出すためにもらった下剤はむちゃくちゃ甘かった。

そして1時間後、本屋のトイレでバリウム排出に成功しました。
やっぱり「本屋にいるとトイレに行きたくなる」法則は本当なんですね。
(前回は本屋以外のところばかりにいたので、出るのに一晩かかったのだった。)