広尾の山種美術館から新橋へ

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新聞からの招待券をもらったので
恵比寿のほうにある山種美術館で開かれている「日本美術院の画家たち」展に行ってきた。
広尾からでもいけるかなと思って降りてみたが、
実際には駅が麻布寄りということがわかり、
恵比寿駅方向までかなり歩くことになったが
駅前の「散歩通り」は庶民的な商店街になっていて、
テレビでよく見るイメージとは違った場所があったことには
少しほっとした。
でも渋谷橋交差点から駒沢通りを美術館を行くと、
「PAPAS」の本社を途中で見かけたので
やっぱり独特の街の雰囲気はあるなあと感じた。

山種美術館は山種証券の関係もあったので
てっきり日本橋にあるのかと思ったが、
今では広尾(都立高校の道向かい)に移っていたとは知らなかった。


展示室は地下にあり、そこでは日本画の俊英というべき作品が
たくさん揃っていた。
とくに平山郁夫作品は美術館のコレクションとして
特別展示がされていたが、
今の館長の恩師が平山郁夫氏だったとのことで
「描き手の気持ちがわかる美術館員になりなさい」と
教えてくれたという。
大けがをした時には
「苦しいときには笑顔を出すことを大切に」
「この時期は自分の年輪が重なる時期なのから、大切に生きなさい」
との言葉で励ましてくれたというからまさに一期一会だ。

今回は小林古径の「清姫」のクリアファイルをみやげに購入。
実はこの話を知ったのは、漫画やアニメで有名になった
エースをねらえ!」の単行本だった。
あれから20年以上たってこの話を思い出すのだから
漫画をバカにしてはいけないのである。
美術館を出てから、
恵比寿の「香月」でうまい醤油ラーメンを食べた後
バスで新橋駅へ。


駅前のSLもクリスマスモードになっていたのには驚きだった。
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