2010年11月27日のツイート

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今日は松戸市事業仕分けを一日中見に行く。


最大の関心を集めたのは「すぐやる課」の仕分けだった。
最初は市の担当者がこれまでの実績や功績ばかりを説明するため、仕分け人から簡潔に説明してほしいとの注意があったが、
「すぐに終わりますから」と止めることなくハイテンションで続けるので
ついには「これでは一方的でコミュニケーションは成り立ちません。いまあなたの回りはどんな反応をしてるかわかりますか。こんなことは初めてです。」
イエローカードを突き付けられた。
それでいて11人の職員で事業費約2000万円、人件費約8000万円についてそのコスト計算をしていなかったことや
シフト制および業務分担についてやってなかったことを仕分け人に突っ込まれた時は
すっかり市の説明者たちはトーンダウンしておとなしくなってしまった。
また「仕事の無いときは2台の車でパトロールをしている。」ということを初めて聞かされた。
その割にはスズメバチやカラスの巣の駆除は要望を受けてから仕事をしているというから意味がわからない。
認知症のお年寄りを保護したのなら話はわかるが、そのような説明は一切なかった。
また側溝管理などの土木作業や道路清掃など他の部署と重なるのではないかとの指摘には
「それは認めるがすぐに動けないことがあるので、すぐやる課がやっている。」と説明した。

そして判定は仕分け人5人中、不要1要改善3現行通り1で「要改善」に。
「効率化すべきだと思う。」
「理想は素晴らしいが、行政機能に関する道案内になっているのならその改革を進めて新たな発展をしてほしい。」
といった意見が仕分け人から出たが、
「うちは何でもやる課ではないからそういう要望にはきっぱり断っている。」と言っている以上、
これからすぐやる課はどのような目的を持って市民の声に答えるかをはっきりさせるべきではないのか。
「市民は自助努力が当たり前、これを行政がどうバックアップするかではないのか。」
この仕分け人の意見がものすごく印象に残った。
その他の結果などは

http://www.city.matsudo.chiba.jp/var/rev0/0006/6189/20101127165739.pdf
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