大阪・宮崎・長崎の旅(9)

人気ブログランキングへ
黒田清さんを追悼し、平和を考える集い」では黒田さんとの長年のお付き合いだった方もたくさん来ていた。
黒田さんが尊敬していた桐生悠々の研究をしていて交友関係が続いたという太田さん。
同志社の元教員で大島渚さんとは同期だったそうだ。
桐生悠々はてなキーワード
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%CD%C0%B8%CD%AA%A1%B9
今月には19日からオーストラリアで100年を迎えた大逆事件の被害者である幸徳秋水のシンポジウムで
講演を行い、その後宮城県古川市が主催する吉野作造賞の懸賞論文の審査員を務めるなど多忙を極めているとのこと。
また黒田さんが企画した「窓」で自分の差別体験を載せてもらったことで
窓友会に入り結婚した篠田さんも挨拶して黒田さんをしのんだ。
また防空壕の日本とドイツとの比較について研究している大阪大の先生の話も興味深かった。
日本の場合は壕の深さや耐久性がドイツと違い、ほとんど地面に埋まった日本に較べて
ドイツはレンガなどで造られていたため戦後も原型のままで残っていて、
当時の日本は空襲に対する対策がお粗末だったことがよくわかるとのこと。
また、昨年うずみ火主催の「ジャーナリズム講座」を受けて愛媛新聞に内定した方も挨拶した。

今年も10月に大阪で行われます。沖縄タイムスの記者さんなども講師を務めます。

http://uzumibi.com/shop/index.php?ustr=2068&back_no=69&news_no=5

(集い終了後に大阪市空襲被災区域図を見る人々)
集いが終わったあとは打ち上げ。OCATビルの中のビアホールで1次会。
そして2次会は日本橋(難波のそばの)の「利き酒家」で。
http://r.gnavi.co.jp/k220400/
地酒やビールのメニューは豊富です。ピザトーストナポリタンもおいしかった。
ぜひお試しを。
酒の席でも話になると
「戦争の悲惨さをどう語り伝えればいいのか。」「マスコミはまともな報道をしているとは思えない」
といった話題がたくさん出てきた。戦争被害の体験者が少なくなっている中で
語り伝えることの難しさが年々深刻さを増してくる。
「知る」ことが原点なのにそれすらも困難になってきている。
みんなそれを心配しているのだ。
悩みはつきない。だから「うずみ火」のようなジャーナリズムに大切に守っていかなければいけないと
心からそう思った。(おわり)
人気ブログランキングに参加しています。よろしかったらご協力を。
人気ブログランキングへ