ボランティア講座で楽しんだゲーム

昨日はいつも週1回行っているボランティアセンターで、
ボランティア講座を受講した。
といっても堅苦しい講義、実習ふうではなくて、お年寄りの方と一緒に
楽しむことができるゲームを楽しみながら教わった。
まず、あいさつは相手に対して真正面に顔を向けて、はっきりした声で。
そして握手して自己紹介。これで互いに緊張感がほぐれて自然に笑顔もでてくる。
今度は手拍子。「123」から「12.12.12.」「123.123.」とテンポや調子を変えて。
両手が出来ない場合はひざを使う。これなら肩が上がらなくても楽しめる。
こんな手拍子ゲームも教わった。
2人で向かい合って、一方は手を上下にもう一方は左右に手を広げて、「1」の合図で上下に広げた人が手を打って、
「2」の合図で左右に広げた人がてを打つ。これを「1.2.1.2.」と交互に合図を出していけば
お互いに手を打ったり広げたりするから楽しさが増す。(早く出来ればいいのだが、無理のない範囲で)
そのほかに、広告チラシを好きなように破って元通りに並べる広告パズルゲーム。
タオルをどんな形でもいいから頭にかぶってアドリブの効いた自己紹介をやって、
どのグループが早く面白く終わらせるかを競うタオルゲーム。
シーツやバスタオルを広げて風船やビーチボールを弾ませたり転がしたりして楽しむゲームも教わった。
これらのゲームの特徴は
1.足腰が悪くても手や腕を動かすことで、適度な運動になる。
2.グループ同士でハンデや適応能力を気にせずみんなで楽しめる。
3.見知らぬ人と話をしたりすることが出来るから、無理なく脳や心に適度な刺激を与えることが出来る。
4.ひきこもりや認知症の進行を妨げられる。
そしてさらに教わったことがある。
このゲームを進行する側(ボランティア)はみずから楽しまなければだめなのだということ。
これが一番大切な要素なのだとわかった。
そこでこの講座で習った、一人でもできるタオルゲームをお教えします。
タオルを丸めて真上に放り投げます。
その間にどれだけ「パパパパン」と手拍子をしてタオルをキャッチできるか試してください。
タオルの大きさや、丸めずに広げて放り投げたりして、その差を楽しむのもおすすめで。
なるべく天井の高い部屋でやってくださいね。他の人にタオルをぶつけないようにご注意を。

(常盤平の近くで撮った写真。右下の写真は「新病院建設を推進する市民の会」が貼ったことになっている。)