不眠について

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最近、政府広報のCMで「2時間以上眠れていますか?」
と呼び掛けているのをテレビで目にすることが多い。
9月は自殺予防・防止月間だという。
普通は夏の熱帯夜で眠れなくなった分を、涼しくなった
秋にとりかえせるところを、精神面で不安を抱えると
どうしても眠れなくなったり、寝付いても
すぐに目が覚めて(特に深夜)なかなか眠れなくなったり
その積み重ねがさらに心の状態をおかしくしてしまう。
さらに睡眠習慣を悪くして昼間でも眠くなってしまえば
生活上でも悪影響をもたらしてしまう。
私はうつ病をやって最初のころは睡眠剤をもらっていたが
結局これを飲まず(捨てた)に、昼間は起きて夜は寝るという当たり前のことを
繰り返すために、運動や起床・就寝時間を守るなど
自分にできることからの努力を始めた。
でも深夜に目が覚めてしまうと、もう1度寝るための努力をしようとして
疲れて諦めてしまうことがある。
本当によく眠るために新たなストレスを作ってしまうようではどうしようもない。
昔は「きのうは結局徹夜」「睡眠たったの2時間!」とまわりに誇らしく
話をしていた時は、仕事も私生活も充実していたから苦しさはなかったはず。
でも全てが追い詰められた時は眠りたくても眠れない。
そこが一番悩ましいのだ。
せめて病気になっている時はぐっすり眠れる時間を大切にしたい。
しかし心の病気になっている人が眠っている所を見ていて
「ホントにこいつ悩んでいるのか?いびきをかいて良く寝てるよな。」
と感じている人々もいるのではないかと思うと、
眠ることが怖くなることがある。(新型うつ病が話題になってきたことがある。)
開き直って明日のことなど考えずにただ眠るだけ。
それが今の私たちにとって一番必要だけども出来ないことだと思う。
自殺対策ホームページ

http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/index.html
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