お盆を前に

午前中に母方の祖父母のお墓参りに行ってきた。
お墓のある都営八柱霊園は車が止まっている姿がたくさんあった。
そして変わりやすい天候であるにも関わらず、草ぼうぼうで伸び放題。
実際に墓の周りの草を引っこ抜こうとしてもダメ。
しっかり根っこが地中に生やしているいるから抜くことができない。
こうなると、かまを使って草を刈るしかなく、周りを刈り終えた草をほうきで掃除して
燃えるゴミいれに入れて一段落。
お線香に火をつけるときに忘れてはいけないこと。
線香の箱から束を出したら、周りの包装紙を剥がしてから火をつけること。
そうしないと火をつけてもすぐに消えてしまうから。
以外に忘れてしまいそうなので注意したい。
ちなみに母方の墓の近くには専用の点火台がある。
お墓の近くで火をつけると、芝生や草に火が燃え広がる恐れがあるということで
霊園が新たに設置したとのことだ。
「ほら、あの車で芝を刈るのよ。」と母が墓の入り口近くに止まっている車を指差した。
ゴミ収集車をやや変形させたような車だった。
私はお墓に手を合わせて、こう報告した。
「ほんとうに立ち直るまであと少しだからね。もう少し待っててね。見守っててね。」
それにしても芝に生える草の生命力はすごい。
「雑草魂」というのは本当だと感じた。
ちなみにこの八柱霊園には西条八十などの著名人が多く眠っていて
また多くの幽霊を目撃したとの情報も入っているが、
開門時間は朝7時半から夕方5時半なので、お墓参りと散策はこの時間内に。
念のため。