エリザベス女王逝去に岸田内閣はどう対処するつもりか?

きのうの夜から

イギリスのエリザベス2世女王が

医療体制下の管理に入るというニュースを

Twitterで見て、どうなるかと思っていたら

日本時間の9日早朝にご逝去されたという

速報を聞いた。

www.tokyo-np.co.jp

女王が即位されたのは

1952年2月、和暦では昭和27年。

日本ではサンフランシスコ講和条約が発効されて

敗戦後のGHQ(連合国軍総司令部)による占領から

やっと独立国として新たな歩みに入ったが

沖縄は引き続きアメリカの支配下奄美諸島も含む)に

なったままだった。

そして日米安保条約のこの年に発効している。

そこから現在に至るまでに

「君臨すれども統治せず」を貫いてきた人生ともいえる。

私の記憶といえば次期国王のチャールズ皇太子

ダイアナ妃と結婚された時に

テレビが火をつけて大フィーバーになったこと。

まだ小学生だったころの話だ。

しかしエリザベス女王はいっさい表に出ることはなく

見守るといった感じだった。

外交においても

安倍晋三という人がマスメディアを脅して

大したことない成果を大げさにするのとは違って

地道にひとつひとつを積み重ねたというイメージがある。

だからダイアナ妃をめぐるスキャンダルで

「王室不要論」が出ても

それを権力で破壊させるようなことがなかった。

まさに理想の国家元首というわけだが

果たして岸田首相は弔問外交を

積極的にやるのか、それとも国葬の準備が忙しいことで

「これについては、パス!」とやる気なのだろうか。

国論を2分する元首相の国葬よりも

女王の葬儀のほうが高い関心を得られることが

当たり前の時代になった。

 

ちなみに9月27日は国連総会の時期と

ダブっていることをきのう発売の日刊ゲンダイ

知った。

まさに国葬をすること自体が

いまの日本のあり方に

国葬を行おうとしているはずだ。

もちろん私は出来る範囲で参加し、

それ以外でも

「岸田は国葬よりもイギリスへ行け!」

と訴えていきたい。

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