「100年、開かなかった扉が開いたので、多くの人の顔が浮かびました。」
まさにそうだった。
春夏合わせて13回も決勝戦に挑んで、
その度に大きな壁に跳ね返されて悔しさばかりだった
高校野球の東北勢が、今年の夏の選手権大会で
ついに深紅の大旗をつかんだ。
答えた言葉のひとつ。
大きな壁から扉が開かれた。そこに喜びの顔が
たくさん見ることができたと思う。
だいたい20年前くらいの話。
楽天イーグルスの試合を見る機会が出来たので、
まだ楽天生命パークになる前の
宮城球場(あの頃はフルキャストスタジアムだったかな?)に行くときに
JR仙石線を仙台から乗って
最寄り駅の宮城野原駅へ。
地下駅から出口に昇ると
その近くに学校の校舎らしき建物を見た。
校門があったのでよく見ると
「仙台育英学園」の文字が。
思いがけない発見だった。
ちなみにスタジアムでは「鳴り物」が禁止になっていたが
おそらく学校や住宅地が近いからかなと感じたが
やはり仙台育英の存在が地元にしっかり根差しているのかと
あとでそう感じたものだった。
(あまり深いつながりじゃなくてごめんなさい!)
その後、2013(平成25)年に
楽天イーグルスは日本一になった。
その胴上げは地元で。星野仙一監督の男泣きは
歴史に残った。
そして2022年、令和になって
その近所の高等学校が日本一になったのだ。
東北、宮城、そして仙台の宮城野区の皆様の嬉しさを
きょうだけはおすそわけさせてください。
あらためて優勝おめでとうございます!
下関国際 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
仙台育英 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 5 | 0 | X | 8 |
(日刊スポーツのスコア速報よりコピーさせていただきました。)