先月29日発売(30日発行)の
日刊ゲンダイの記事を見て
なんだこりゃ?と思ったこと。
「マイナ保険証で患者負担増 普及遅れで診療報酬引き上げ」
つまり、マイナンバーカードと健康保険証の機能を併せ持つ
「マイナ保険証」にしても
4月から3割負担の人は初診時に21円、
再診時に12円の医療費の上乗せになるんだそうだ。
いままでの保険証を使っても、
対応する医療施設の場合は
2024年3月までは初診時に30円、
3割負担の人は9円上乗せになるのだと。
なんでこんな訳の分からないことを
上のHPの記事を見てみたら、
マイナ保険証の運用を始めた医療機関(施設)が
対象とする機関のうちの14%(20日時点)と、
その普及率が悪いことから
医療機関の収入を増やすことで
普及率を上げようとしたのだそうだ。
しかしそんなことをすれば
患者側の負担が結果的に跳ね上がり
再診を繰り返すことになれば
ますます病院に行くことが困難になりかねない。
ちなみにこの記事を目にする2週間前、
父宛ての郵便物が届いた。
ずばり、マイナンバーカードを作ってくれとの案内だった。
世間ではマイナポイントとかが大々的に宣伝されているが
やはり行政上(税金もそうだが)の手続きや
医療・福祉サービスが良くなればというメリットがあれば
つくる選択(家族が手続きを代行して)があるかもしれない。
しかし、こんな記事が出たのなら
とてもその気がなくなってしまう。
ついでに言えば、
父がかかっている病院やクリニックが
マイナ保険証が適用されるという話は
いまだに聞いたことがないのだ。
個人情報がダダ漏れし兼ねない、
つくるのに費用も自己負担になっている
マイナンバーカードは我が家にとっては
いまだに「ノーサンキュー」なのである。
マイナポイントですか?
こっちはキャッシュレス決済はまだ
やる気がないんで別に結構なんです。
ほんとうに。