新宿とカレーとウクライナ攻撃の抗議行動と(2)

2月26日。

しばらく自粛していた新宿へ行ってきた。

馴染みになったルミネエストの中の

「ベルク」が#NoWarの意思表示を

店内に貼っているということを

ツイッターで知ったからだ。

ただし、今回はベルクのカレーではなく

伊勢丹会館にあるタイ料理の店「チャンパー」に行った。

f:id:shiraike:20220226195011j:plain

注文したのは

「選べるハーフ&ハーフセット」

だった。

f:id:shiraike:20220226195124j:plain

グリーンカレーとタイ風つゆ麺のセットを選ぶ。

f:id:shiraike:20220226195428j:plain

前菜に、生春巻きとレモングラスが効いたなます風の和え物と

焼き鳥、そしてデザートのタピオカココナッツミルクが添えられていた。

グリーンカレーの魅力は色はソフトだが

辛さはしっかりとしていて

それが何度でも食べたくなる、まさに後が引くというやつである。

私がグリーンカレーと出会ったのは

所沢の職場で仕事をしていた20代。

まだ1990年、平成ひとケタの頃だった。

実家に帰る途中に池袋に寄り、

東武百貨店の中にあったタイ料理店にふらりと寄ったのが

始まりだった。

当時はエスニック料理がブームになっていたと思う。

トムヤムクンの辛酸っぱさは慣れないけど

グリーンカレーの味はすっかり病みつきになって

現在に至るというわけだ。

タイ王国も軍事クーデターによる政権不安定が絶えないが

国際情勢は絶えず複雑な動きを繰り返すなかで

それでも平和を望む訴えは続き、

武力でこれを制圧するのは許せない。

いまも昔も変わらない。

この日、渋谷駅前と新宿駅前でも

ウクライナ攻撃への抗議活動が行われたが

買い物の途中で立ち寄った

新大久保界隈の賑わいは変わらないし

東京は平穏だった。

ただし人々の出入りは少ないような感じだった。

コロナウィルスの脅威こそが

人類にとってもっとも深刻なはずなのだが・・・

 

食後の新宿ベルクは

ブレンドコーヒーとざぶねこクッキー。

そして熊本の自然と農業の写真展を。

つかの間の心の休養でした。

 

f:id:shiraike:20220226200934j:plain

f:id:shiraike:20220226200957j:plain

(26日放送のTBS「報道特集」より、2枚とも。)