まさかこんな「味」の出会いがあるとは。
3週間前の12日の日曜日。
地元の古本屋で本を売ってから
ポイントカードを持っている家電量販店へ。
いつもは柏方面だが、
気分を変えて有楽町へ。
家族に頼まれた用事やプリンターのインクなどを買い、
さて昼食はどうしようかと迷っていたら
東京駅方向のガード下名店街を見た。
居酒屋などが並ぶ場所で食べられる所があるかと
足を踏み入れたらなんと、
ヒノマル食堂という店で
11時から15時まで営業している
ラーメン屋があったのだ。
「新潟発祥 なおじ」
燕三条が発祥の地ということで
どんなもんだと券売機で
背脂中華そば+特製なおじめしセット
(割引で1000円)を買って注文する。
店内は意外と奥行きが広くて
カウンター席だけでなくて
テーブル席もけっこうあった。
長く待つことなくやってきたのは
太麺、背脂は適量、チャーシュー三枚に
なんと玉ネギのみじん切りがアクセント。
横浜「家系」に似たところがあるが
味はまったく違っていた。
スープはコッテリ感がなくむしろスッキリ。
背脂とのバランスがとても良くて
麺とよく絡んで、まさに止まらない味。
玉ネギの甘みもうまく生かされている。
特製なおじめしはチャーシューと
穂先メンマと玉ネギのみじん切りが
甘辛く煮つけてあるのが乗っかっているが
これも甘すぎず辛すぎずボリューム満点。
得した気分。
これなら毎日でも食べられる。
これまで三条といえばカレーラーメンしか知らなかったが
なおじのような存在もあるとはまさに多様だ。
コメ王国の新潟はラーメンも頑張っているというわけだ。
また有楽町に来たら寄ってみよう。
都内のほかにも店舗があるが
とりあえずこの店だけは忘れないように。