松戸の矢切耕地に物流センター建設反対!で署名を市に提出

あのコロナがオミクロンという変異株になって

日本でも2人が感染したというニュースが

あったが、

きょうは全く別のことを。

 

去年の今頃(2020年11月21日)

松戸市矢切の江戸川河川敷に近い場所に

巨大物流センター(倉庫)の建設が予定されていることに

近隣住民などが反対の声を挙げていることを

ブログで書いた。

話がこじれた?松戸市矢切の巨大物流倉庫計画は「いまだモヤモヤ」状態 - shiraike’s blog (hatenablog.com)

それから約1年。

建設中止を求める要望書を

1036人分の署名を添えて

先月15日に松戸市に提出したと

30日の東京新聞千葉面が伝えていた。

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建設に反対する「矢切の耕地を未来につなげる会(つなげる会)」の

佐藤清代表(89歳)は

面会した本郷谷健次市長に

「矢切耕地は松戸の宝。粗末にするわけにはいかない。」

「地元は賛成、反対で分断されている。

 (この対立状態を)解消させるためにも

 市が方針を示してほしい。」と訴えたが、

市長は態度を明確にせず

「100ヘクタールを超える農地をどうするかは

 重要な課題。しっかり議論して

 コンセンサスを得ながら進めたい。」と

述べるにとどまったそうだ。

 

本当なら2017年に計画が策定され、

土地の買収がすべて行われた(約15ヘクタール)ので、

今頃は流山のような巨大倉庫が

すでにあるはずだった。

大和ハウス/流山で日本最大級の物流施設竣工、EC物流に特化 ─ 物流ニュースのLNEWS (lnews.jp)

しかし、矢切耕地と呼ばれている地域は

「市街化調整区域」で開発が原則認められていない。

そこで市は次期都市計画マスタープラン(2022~41年度)

の策定中だが、果たしてこの地域が

そのままか、それとも「市街化区域」にして

建設を可能にするのか、

まだ決まっていないのですべてが宙に浮いたまま。

だからまだこの広い耕地を残すことは出来る。

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(すべて2019年5月撮影)

といっても、まだまだ松戸に住む人でも

矢切耕地のことを知らない人が多いと思う。

首都圏でも少なくなったこの広い

緑と田畑と大地という

オアシスのような存在を大切にしたい。

その輪がさらに広がってほしいのだ。

 

(追記)

中村吉右衛門さんの訃報に際し、

心より哀悼の意を表します。

 

千葉県に濃厚接触者13人 オミクロン株、1例目の感染者と同乗<新型コロナ>:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

歌舞伎俳優、人間国宝の中村吉右衛門さん死去、77歳 時代劇も人気:朝日新聞デジタル (asahi.com)