プロ野球クライマックスシリーズが終わって

千葉ロッテマリーンズは1勝も出来ずに

クライマックスシリーズを突破できませんでした。

ファンの一人として、残念でした。

セ・リーグ読売ジャイアンツのファンも皆さまも

悔しいをされたと思います。

ただ、負け方に納得しました。

オリックスバファローズヤクルトスワローズ

なぜレギュラーシーズンを優勝できたのか、

その理由がよくわかるような戦い方をやってくれたと

思います。

全員野球で戦力が他チームを上回る迫力があって

力と技と戦術のバランスが良くて

なんといっても「危うい」ということがない。

そういうわけで、

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13日発売の日刊ゲンダイ(15日発行の週末特別版)より。

ヤクルトの高津臣吾オリックスの中島聡の両監督は

ひょっとしたらあの26年前以来の対決ではないのではと思ったら

ちゃんとそのことを記事にしてくれたのだ。

「マジックか IDか 日本シリーズ

 野村と仰木の代理戦争」

野村克也さんはヤクルト・仰木彬さんはオリックスの監督で、

イチロー・池山・古田敦也など誰もが知っていたスター選手が

熱い火花を散らしながらのガチンコ対決に

球場でまたはテレビで釘付けになった人々が多かった。

高津臣吾は絶対的守護神、中島聡はオリックスの正妻役で活躍していた

そういう時代だった。

まさに日本プロ野球の人気が、ON時代から

また新たな頂点に立ったそんな1995年だったと思う。

1995年の日本シリーズ - 1995年の日本シリーズの概要 - Weblio辞書

 

あの時一番の記憶に焼き付けているのは

第4戦の小林とオマリーの14球にも及ぶ

粘りの闘いだった。

1点を争う接戦で延長11回裏に1死1・2塁で

ヤクルトがチャンスを迎えるも

この日平井正史に替わる抑えとして

オリックス小林宏を10回から投入した。

時計の針は21時を過ぎて

それでもテレビの中継が延長して、

簡単に決着がつかない闘いは

時空の全てを超えたような、そんなことさえ

感じたくらいだった。

最後はオマリーの三振におわり

試合はオリックスの勝利に終わった。

でもこっちの記憶はすっかり忘れてしまったのだ。

 

20日から始まる日本シリーズ

野球好きにとってはたまらない好カードになるだろうが

興味がない人も多くなってきたという声もある。

ぜひともなんでもいいから試合を見て欲しい。

絶対に野球の本当の面白さに気づいてくれることは

間違いないから。