消防局のスキャンダルで出てきた「真実」とは(千葉・松戸)

私が住む松戸市の消防局長が

勤務時間中に職場を離脱して

知人女性と逢い引きを繰り返したとして

先月30日付で減給処分を受け

依願退職したという報道を

5日発売(6日発行)の日刊ゲンダイで見る。

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誠に許し難いことで、おまけに

懲戒免職ではないために退職金は満額ではないといえ

約2450万円を支払われるのだから

市の対応は甘いのではないかと言われての仕方がないだろう。

千葉・松戸市の消防局長、勤務中に知人女性と密会で処分、退職 (msn.com)

上の写真は日刊ゲンダイの記事であるが

元局長の行為だけでなく、

自分の住んでいる街がいまコロナでどのような状況にあるかが

詳しく書かれていたのだ。

 

累計の感染者数は東京新聞の千葉面で毎日見られるが、

自宅療養者の救急搬送数が7月92件だったのが

8月になって357件と4倍に増えたのは

全然知らなかったのだ。

しかもこのうち病院に搬送できたのは105件と約3割弱。

残りの7割は入院調整の対象外になったり

受け入れ先が見つからず「ダメ」になったのだから

まさに恐怖そのものだ。

しかも要請を受けてから救急車が署に戻ってくるまで

4時間以上もかかったのが41件もあり

12台の救急車すべてが出払うこともあったため、

非常用の車を3台追加し、さらに廃車予定の2台を

搬送先を調整するための患者の待機場所として

使ったという苦肉の策も講じられたと。

第5波における「命を守る現場」の苦労を改めて思い知った。

いまでは入院者数も調整者数も

自宅療養者数も3ケタから2ケタに落ちているが

果たして次の波が襲ってきたときの対応策をどうするのか?

依然として入院やホテル療養の調整は

保健所に委ねられ、いまの受け入れ態勢で

十分に足りているとはいえない(東京ではないが)。

それこそ、臨時病床(野戦病院)を作らなければいけないのでは。

 

ちなみに10月31日に総選挙をやることが急に決まり

ワクチン接種会場になっている場所が投票所になるので

現場が準備で大変なことになるとのニュースもあった。

【岸田文雄】岸田新首相の地元・広島1区も困惑 衆院選“独断前倒し”に自治体は大迷惑!|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

政治も行政もコロナ対策について

最近新たな具体策を聞くことが少なくなっている。

果たしてこんなことで大丈夫だろうか?

 

選挙が終わってから感染者が大爆発したら

それこそ当事者たちが責任をとらなければならない

大問題になると思うのだが、

ねぇ、岸田さん!

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