成田空港と五輪のボランティア

7月11日に大阪へ行った時のことだった。

 

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成田空港の第2ターミナルにて。

東京五輪のボランティアたちが

打合せをしていた姿だった。

(撮ったのは朝8時過ぎ)

試合会場の大半が「無観客」となり

海外からの観戦客を受け入れないことが決まっても

その活動は中止するということはないのだ。

選手団や関係者は成田空港から

入国することが多いからだ。

従って空港での活動が全くないというわけではない。

むしろ多いということだ。

 

実際に帰宅した後に

テレビのニュースを見ると

一般客と選手団とはソーシャルディスタンスを保つために

通路はしっかりと分けて

選手団は迅速に入国手続きをすませ、

さらに検査などを行った上で

宿舎行きのバス乗り場に案内しなければならない。

だがアレコレと変更したこともあってか

思うように誘導できず

一般客と選手団が同じ通路を歩くといった

ハプニングも出たという。

 

写真にあるおそろいのユニホームも

組織委員会から自宅で来てこいと指示され

反発する人や辞退する人も出たという。

そりゃ当然だ。

「石投げられるかも…」 五輪パラ組織委の「自宅からユニホーム着用」指示にボランティア困惑:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

それでもオリンピックという生涯2度と参加することが出来ない

貴重な体験に臨むことを選んだ皆さんには

感染と気苦労と熱中症に気を付けて

最終日(パラ終了日か?)まで

完走してほしい、と思ったら

きのうの東京新聞1面にこんな記事が。

【独自】東京都、都市ボランティア3万人放置 「新たな活動」連絡せず 五輪開幕に間に合うか「分からない」と準備局:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

確かに仕事がないのでは

事務局としても大弱りだろうが、

時給がもらえる「非正規・派遣」の人はどうなる?

こちらはもらえる人とそうでない人の

「格差」がグッと大きくなる。

大変なことだ。

 

東京五輪・パラリンピックのボランティアは「進むも地獄、退くも…」 - shiraike’s blog (hatenablog.com)