きのうに続いて鉄道の話。
昨年に発見されてから
鉄道好きがとても注目を集めている
「高輪築堤」
部分的な写真しか見ておらず、
しかも高輪ゲートウェイ駅を訪ねたのは昨年9月で
まだ再開発工事が始まる前。
それ以来行っていないので
どれくらいの大きさなんだろうかと
想像がつかなかった。
それが、
20日の東京新聞の「TOKYO発」で
全体の写真が載っていたのを
やっと見ることが出来た。
いやスゴイ長さだ。
築堤の石垣が出た範囲が約800m。
その真ん中に鉄道遺産としてもっとも貴重な
第七橋梁、そして高輪ゲートウェイ駅の近くに
信号機跡があるというから
これは全部残してほしいと思うのだが、
JR東日本は一部のみを残すことを検討しているそうだ。
(この写真だけ22日付東京新聞社会面より。)
第七橋梁の周辺と再開発の1街区と2街区の間だけ
現地保存になり、
信号機跡は移設保存。
残りの石垣は記録した上で壊すそうだ。
あまりにももったいない。
大幅な変更はやはり無理なのか。
明治の鉄道ロマン(浪漫)を感じさせる存在としては
大きな存在になってくれると思うのだが、
何とかなんないでしょうか!
おととい29日には総理が視察に来たけど
感想は小学生レベル。
専門家からは「手ぶらで来たのか?」と言われる始末。
ダメだこりゃ、である。
きっかけは車窓から…世界遺産級の高輪築堤 このままだと多くが壊され、超高層ビルに:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
高輪築堤「まさに文化遺産」菅首相が現地視察 保存範囲拡大には言及せず:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)