憲法集会で逮捕者が出た!

ちょっと前の話になるが、

いやなニュースを見た。

11日の東京新聞こちら特報部

鎌田慧さんの本音のコラム。

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3日の国会前で行われた

憲法集会が行われる前に機動隊に行く手を阻止され

腕を触っただけで「胸に手が触れた」として

公務執行妨害容疑で逮捕され

いまだに拘留中。

容疑者は全国一般労組東京南部の役員。

私もこの労組が主催する集会に行ったことがある。

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(2018年5月、会場は大田区池上だった。)

国会前の集会に行くには

国会議事堂前・永田町の東京メトロの駅から

警察官や機動隊員が立っているところを避けて

カラーコーンが敷かれたところの順路をようなのを歩いて

正門前まで行かなければいけないが

「なんでここまで規制するんだ!

 休日なんだから集会以外でここを歩く人間は

 そんなにいないだろう!」と

反発して、鎌田さんのように機動隊員の間をすり抜けて

ステージに向かおうとする人もいる。

 

しかし公安警察にとってこれが

「飛んで火にいる夏の虫」なのだ。

すでにマークしている人物を特定して

もしこのようなことをしたら

なんでもいいから逮捕して拘束し

以後の活動に圧力をかけて萎縮させようとする手法だ。

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翌朝、容疑者の自宅には

6人の捜査員が家宅捜索し、パスポートまで押収したという。

これでは国家転覆のテロ犯罪を仕掛けた容疑で

別件逮捕したのかと誤解されるではないか。

本人は逃亡する恐れはないのに

ここまで自宅をひっくり返して

漫然と拘留するやり方については

弁護士からも抗議の声が上がっている。

当然だ。

しかし、一番恐ろしいのは

この逮捕の事実をあの日集会に参加した人たちは

みんな知っているのかということだ。

 

たぶん大半の人々はこの記事を読まない限り

知ることはないだろう。

まさに同じ考えを持つ者同士を

分断させる行為そのもの、

この暴政を許してはならないのだ。

2021年の憲法記念日は国会前で - shiraike’s blog (hatenablog.com)