10日夜、夕食を取っていたら
信じられないことをNHKーBSニュースで知った。
投票が否決されたというのだ。
この労働組合結成を目指したのは
単に賃金上昇を目指していたからではないのだ。
#MakeAmazonPay
このハッシュタグで掲げた訴えは
全世界に大きなリスクをもたらし
それが私たちの未来の幸せを脅かすことになるかということだ。
たとえば全世界で脱炭素を目指すことが必要だと
いまでは大きく叫ばれている。
しかしAmazonがやっていることは
資源の無駄な消費とそれに伴う環境破壊を
みんなが見て見ぬふりをしているという現実だ。
いまではコロナ禍で引きこもりがちな生活が余儀なくされている中で
Amazonのようなネット通販が役に立っているという
先入観がある。
しかし、Amazon自体はすでに通販事業は
採算性が合わないとしてとっくの昔に見切りをつけて
モノではなく情報を移動されることを
主要な事業に転換させている。
この動きを見破ったのが
発祥の地であるアメリカの従業員たちである。
だからこそ未来の自分たちの雇用と
職場の確保と現場の視点でモノがいえる権利を
保障させるために
労働組合結成を呼び掛けたのだ。
いまでは日本でもAmazonの売上高がジリ貧になっている。
個人向けの需要は伸びているが
業務用の注文が行き詰っているのだ。
そうなるとますますモノを売るのではなく
プライムビデオなどモノを移動させなくても
収益が上げられる事業を拡大させることになるだろう。
たとえ否決されても
Amazonには大企業としての責任から逃げられない。
最近では合名会社だからと逃げまくっていた
法人税を納めるようになったが
本場が指摘した脱炭素社会の
実現のために必要とされている
全ての負担に応じなければいけないのだ。
そのために従業員がクビを覚悟で
勇気ある訴えをしているのだ。
どうかこの思いを理解していただきたいのだ。
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米アマゾンの労組結成、否決へ バイデン氏も注目の投票:朝日新聞デジタル (asahi.com)
アマゾン、納税へ方針転換 法人税2年で300億円 売上高を日本法人に計上 - 産経ニュース (sankei.com)
アマゾンに対する国際的な抗議行動 – ne plu kapitalismo (alt-movements.org)