(18日のブログのつづき)
あの日、2011年3月11日の
語り部を聞いたいわき震災伝承みらい館の展示では、
タッチパネルで避難所や地震に対する知識が得られたことと
あの「奇跡のピアノ」のそばに展示されていた
豊間中学校の黒板だ。
卒業式が午前中に行われて
しかし卒業直後のメッセージだけが残った。
先生・卒業生たちはみな無事だったのか。
それともみんな犠牲にあったのか。
そこではわからない。
あの黒板には嬉しさと感謝の言葉ばかりだったが
そこの先が見えない。
「あの時のことは忘れることはない」
映像による被災者の声。
ここから復興と防災へどうつなげるか、
答えはすぐには見つからない。
ただ出来ることからやるしかない。
(館の2階のテラスから薄磯防災緑地を見る)
(雨で近づけられなかった、薄磯地区の被災前とその直後の写真。)
タッチパネルでの震災クイズ、
地震で警戒しなければいけないことは
「割れやすい・倒れやすい・壊れやすい」ものに
近づかないこと、しかしこれが
難しいのだ。街中を歩いても自宅にいても
これがどこにあるのかがピンとこないのだ。
それがクイズでわかったのだ。
ぜひ皆さんも確認してもらいたい。
また、お子さんがいる世帯は
「ランドセル」が身を守ることが出来るアイテムになる。
これは初めて知った。
また避難所はペットを保護するスペースがあり
登録をすれば預かってくれることもわかった。
あの震災の時はペットが置き去りにされることがあったが
改善も進んでいる。
このことも多くの人に知ってもらいたい。
いい勉強をさせてもらったと感謝して
館を後にしていわき駅へ、
そこから同じルートでまた戻ってしまった。
ここまでくれば短縮ルート(鹿島地区経由)で
行けるはずだったが間違えてしまった。
2階に福島臨海鉄道のセレクトショップ
「浜の駅おなりん」があったが残念ながらまたの機会に。
ところできのうも地震が。
津波注意報まで出ましたね。
大事態にならずに済んで良かったですが
一時避難命令まで出ました。
今後も警戒しなければいけないのは
つらいですね。
(つづく)
豪雨と突風の旅 いわき・小高・楢葉木戸(3) - shiraike’s blog (hatenablog.com)
展示室の紹介 | いわき震災伝承みらい館 (memorial-iwaki.com)
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