17日のテレビ東京「家、ついて行ってイイですか?」では
私にも他人事でいられない家族が出てきた。
まず道の駅「保田小学校」での
中山さん一家。
お父さんは習志野高の高校球児で
お母さんはマネージャーで
大学のときに再会して交際が始まったそうだ。
83回の夏の甲子園に出場したと聞いて
自分もこの大会を見にいったことを思い出したのだ。
しかし、習志野ではなく他の試合を2つ見て
熱中症寸前で帰った記憶だけが残ったのだ。
その時、球場前のお土産屋で買ったのが
そのペナントだった。
話を中山さんに戻す。
お父さんは卒業後に専修大学に進んだが
ひじの故障などで中退、その後地元の社会人チームに入ったが
24・5歳で辞めた。その後にガス会社に入って
お母さんと結婚。いまでは3200万円の持ち家で
子ども3人、これからも
「楽しく生活できればいいかな」と。
プロ野球選手にはなれなかったけど
にぎやかに楽しく、そして幸せな「人生のホームラン」を
放つことができてこちらもホッとした気持ちを。
家族たちと重なってしまう。
挫折を乗り越えるのは大変なことだが
それでも救いになれるものがあれば
決して堕ちることはない。
そしてもう一組。
江戸川区のABS卸売センターで出会った
渡辺さん一家。
「すげー夢かなった」
こちらはお父さん(有名俳優と同じ裕之さん!)がとても喜んでいたが
理由があった。
一人娘の心葉(ここは)ちゃんが一歳半で
急性脳症になり全身がまひ状態で
病院から治らないといわれた。
しかも発作が起きて救急搬送まで時間がかかり
なんと担ぎ込まれたのが
松戸(地元!)の病院だというから
あまりにも理不尽なことだ。
「違う所に駒が置かれて
はいスタートしてくださいって言われた感じ」(おかあさんの直美さん)
裕之さんは番組のファンでいつも見ていて
いつか出たいと思っていて、
それがかなったら、心葉ちゃんの病気を知ってもらうことで
病気の治療薬が開発できるきっかけになればと。
当然出演者みんなが涙。
でもいまではみんなでいることがとても幸せだと。
ここにも激しい苦しみが襲われながら
それでも救いがあったことで
生きることに前向きになれた。
幼稚園では付き添いを条件に受け入れてくれたことに
感謝していることも話してくれた。
もしも同じ境遇にいる家族が
この番組をたくさん見てくれたらと
思うが。
信じる未来を掴むために
みんながささやかに頑張っている。
そこから、少しでも楽しいことを見つければ。
希望が育まれ、
明日へ歩む力になる。
そしたら今週水曜日の同番組では
突然弱視になって就活に全敗したが
ユニバーサルデザインの仕事につくことが出来た
20代女性の話や
最愛のお母ちゃん(後妻)を亡くしてから
物を集めるのをやめられない70代元運転手、
肉親が次々と死別や入院に見舞われ
2世代住宅に一人で住む女性など、
コロナ禍の中でも
さまざまな事情をかかえて
それでも生きていく人々に会える。
この番組のファンが増えているのも
納得がいく。
そして、習志野の銭湯「クアパレス」
今度ぜひ行ってみたい!
急性脳症とは? 突発性発疹による急性脳症の症状、予後、治療 | メディカルノート (medicalnote.jp)
2001年 第83回全国高校野球選手権大会 | 高校野球ドットコム (hb-nippon.com)
家、ついて行ってイイですか?(テレビ東京)の番組情報ページ | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式) (tv-tokyo.co.jp)
【千葉県/習志野駅】クアパレス - 東京銭湯 - TOKYO SENTO -