政界コロナ君が代生活保護原発訴訟・・・今のところ「2勝1敗2勝敗決まらず」

ここしばらく、ニュースなどを見て

私の思うところは

「2勝1敗・2勝敗決まらず」

これはどういうことかというと、

 

まず2勝。

これは、

国の責任認定、原告逆転勝訴 「対策取れば事故至らず」―原発避難者訴訟・東京高裁:時事ドットコム (jiji.com)

福島から千葉県に避難した住民が起こした訴訟で

千葉地裁の一審判決を覆した判決で、

昨年9月30日の仙台高裁の判決につづく朗報である。

もう一つは、

生活保護支給額引き下げの違憲訴訟 減額取り消す判決 大阪地裁 | NHKニュース

「『涙が止まらない』。生活保護基準を引き下げた国の判断を違法とした22日の大阪地裁判決。食費や電気代を抑えるなどして、ぎりぎりの生活を続けてきた原告の生活受給者らは『画期的な判決だ』と喜び合った。新型コロナウイルスの感染拡大で公的支援が必要な人は増えており、保護基準の見直しを求める声も上がった。」

「涙が止まらない」原告団に歓声 生活保護費減額「違法」判決 | 毎日新聞 (mainichi.jp) より抜粋した。

あの首相は生活が苦しくなったらの手段として

生活保護があるとか言っていたが

もはやコロナ禍でそれすら役たたずになっている。

それなのに過去の訴訟では

厚労相の裁量を認める」として、その基準を下げて受給者を苦しめた。

まさにこれを許すのは「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する

憲法に違反していることが今回の裁判で断罪された。

これは素晴らしいことなのだ。

 

では1敗はというと

都教委が「日の丸・君が代」不起立の教諭を再処分 繰り返される裁量権の濫用 | 週刊金曜日オンライン (kinyobi.co.jp)

「東京都教育委員会(都教委)は昨年12月25日、2012年度卒業式、13年度入学式の国歌斉唱時に国旗に向かって起立し斉唱するよう校長から命じられていたのに起立しなかった都立特別支援学校の田中聡史教諭(51歳)を、職務命令に違反したとして戒告処分にした。」(上のHPより抜粋・一部補足)

この事実を知ったのは22日付東京新聞こちら特報部」だったが

田中さんは記事のコメントで

生徒たちにサンタをいるのかと聞かれて

サンタさんはいないんだよと言ってきたが

自分には黒いサンタが来たのかなと。

25日、突然校長室に呼び出されて

戒告を告げたのは校長ではなく

黒い背広を着た2人組の人物だからだそうだ。

「同会の近藤徹事務局長は『都教委は違法な処分(減給)をしたのに反省せず、謝罪するどころか、最高裁決定から1年9カ月も後に、7年以上も前の事件で田中さんを再処分しました。しかも再処分に向けた事情聴取では弁護士の同席を求めたのに無視。事情聴取さえ行なわず、コロナ対策の消毒をしていた田中さんを校長室に呼び出して都教育庁から派遣された職員が再処分を発令したのです』と憤る。」(上のカッコ内と同じ)

私も憤りを覚える。許せない行為で

憲法における「良心の自由」に反するものだ。

しかし、政府与党からは国旗を損壊した者に

重い罪を科する法案を提出するという暴挙をしていることからも

まだまだ東京都は、このような嫌がらせを続けることは間違いない。

しかしそれに対抗するには都知事のクビを変えるしかないのだが

ここまでには至っていないので、「負け」状態だ。

 

それでは、2勝敗決まらずとは。

ズバリ「菅首相長男の接待問題」と

「コロナワクチン接種」の件だ。

総務省は接待を受けた人物を処分して

大臣とあの女性内閣広報官は給与の一部を

自主返納したそうだが、

やはり「長男」を証人喚問に引っ張り出すことが

できるかだ。

野党が頑張らない限り「負け」で終わる可能性が高い。

そしてワクチンのほうは4月12日に

高齢者の接種が開始できると伝えているが

本当にそうなのか?

まだまだはっきりしない限り

こちらはコロナ禍に勝つきっかけが

掴めないのだ。

菅首相長男らの接待問題 総務省が9人を減給や戒告の懲戒処分、2人を訓告処分に:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

<新型コロナ>千葉県で新たに127人感染 松戸市立総合医療センターでクラスター :東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

高齢者向けワクチン接種、4月12日から 首相が表明 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル (asahi.com)