新語大賞「ぴえん」流行語大賞「3密」にため息ばっかり・・・

思えば、新しい言葉が次々と生まれても

普段の会話や文章などで

これを使う機会などが、

年を取るにつれて

どんどんなくなっている。

「ヤバい」にしても、

いまでは「良い」ことに使われるのが

当たり前になってるが、

こちらはどうしても「悪い」ほうに

使うことが常識になっているので

時々、首をかしげてしまうことがある。

 

 「『ぴえん』の語釈として

  『小声で泣きまねをするときの言葉』

  『困ったり、思い通りにならなかったりして、

   ちょっと悲しい気分であることをあらわす言葉』などと説明。

   例文として『電車に間に合わない、ぴえん』と紹介した。」

 

これが今年の新語大賞なのだそうだ。(カッコ内は朝日新聞デジタルの記事より)

昔のマンガには女の子の泣き声で

「びえ~ん」とかいうのがあったような気がするが、

「ぴえん」はまさにその進化系なのだろうか?

もっとも今はLINEなどのSNSで

コミュニケーションをとるのが当たり前の時代、

だからこそコンパクトでかつインパクトがある

言葉が作られるのかもしれない。

ちなみに2位以下は上から順に

・○○警察

・密

・リモート

マンスプレイニング

(男性が女性や年少者に対し、見下した態度で説明することだって!

 知らなかった!)

優勝(大満足した時に使う。こんな使い方があるとは!)

ごりごり

(考え方などがあることだけにこりかたまっている様子。

 これは理解できそうな。)

まである

(自分の基準からみて予想以上のものが存在する時、

 使いそうで使わない感じ。)

グランピング

(大きなテントなど、高級感のある施設で過ごす、ぜいたくなキャンプ。

 これはテレビで見たのでわかった!)

チバニアン

千葉県市原市の地層を根拠にした 地質年代。

 世界的に認められて本当に良かった。)

あの三省堂が主催して今年が6回目だそうで、

「今後、辞書に掲載されてもおかしくない」新語が

選ばれた(一般から寄せられた713語から!)というわけだが、

ソーシャルディスタンスとクラスターは

外したそうだ。

コロナ禍がこれ以上広まっては困るという思いからだそうだ。

これは納得できる。

もう聞いただけでうんざりする言葉はゴメンでしょう。

 

ところが、今年の流行語大賞

「3密」になってしまった。

新語大賞とはまったく対照的になった。

 

その他にベスト10として

「愛の不時着」

「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」

「アベノマスク」

「アマビエ」

「オンライン○○」

鬼滅の刃

「GoToキャンペーン」

「ソロキャンプ」

フワちゃん

と、コロナ関連の言葉がたくさんあった。

 

きのうのTBSテレビ「報道特集」で

金平成紀キャスターは、

 

小池百合子都知事

 オンラインで流行語大賞おめでとうございますの声に

 ありがとうございますとにこやかに答えました。

 何がおめでたいんでしょうか?」

 

本当にその通りですよ!

こんな言葉が流行ること自体が

異常なんですよ!

 

あと、今年の漢字はどうなるか?

まさか「密」じゃないでしょうね?

新語大賞は「ぴえん」 ベスト10に「密」「リモート」:朝日新聞デジタル (asahi.com)

『新語・流行語大賞』2020“年間大賞”「3密」に決定 TOP10は「鬼滅の刃」「愛の不時着」など選出 | ORICON NEWS