あの台風のゴルフ練習場の支柱が倒れたのが・・・あれから1年

2019年の夏から秋に襲った

3つの台風被害。

マスコミで何度も取り上げていたのが、

千葉県市原市のゴルフ練習場の

支柱が強風で倒れて

周辺の民家に

大きな被害を与えた件だった。

f:id:shiraike:20200918233124j:plain

10日の東京新聞千葉面では

あれから1年の被害者世帯の状況を報じていた。

地震や台風などの直接の被害ではないので

国や自治体からの復興支援が受けられない。

そこで練習場側と

ADR(裁判外紛争解決手続き)をとることになった。

練習場のほうは

昨年11月に東京の業者が無償で

全てを撤去してくれた。

しかしオーナーのほうが

営業をやめたことで補償のための費用がままならない

状況に陥った。

そこでADRというわけだが、

今年になってコロナ禍で話し合いが

思うように進んでいない。

先月23日には

「補償内容は現段階では決まっていない」との

報告があったという。

しかしオーナーの代理人側は

「土地の買い主側はすでにおり、

 年内での和解解決を目指す」と記事に。

 

しかし、あまりにも遅すぎるのでは

ないのか?

1年たっても避難生活を続けている世帯もあり

被災で全損した車と代替の車の二重ローンを

抱えている人もいる。

余りにも理不尽なものが

残されているような感じがある。

 

この被害も自然災害による

直接の被害に入れられないものだろうか?

想定の範囲外には応じられないのか?

しかし、被害を受けた世帯には

何の落ち度はない。

あったのはゴルフ練習場のほうだ。

というより、

練習場のほうも

自然災害が大きな被害を負い、

それが周辺の住民まで影響したのだから

そこまで支援の幅を拡げられないのだろうか?

 

これはぜひ臨時国会で議論してほしいのだが、

与野党の政治家はすっかり忘れているのでは

ないだろうか?

 

「私たちにとって台風被害は

 まだ進行中なんです。」

 

倒れた鉄柱で自宅の屋根に穴が開き

乗用車が全損した松山高宏(56歳)さん。

(記事からのコメントより)

自分が同じ立場になったら、

とても無視することは

できないはずだ。

 

news.yahoo.co.jp

www.msn.com