2020年、
今年はコロナ禍で両国・横網町公園の
関東大震災で起こった
朝鮮人虐殺追悼式典に参加は出来なかった。
(反ヘイトで集まった人もいたようだが)
そこで6日の日曜日に
ふと思い立って
墨田区八広にある「ほうせんかの家」の隣にある
追悼の碑を訪ねることにした。
本当なら京成押上線の「八広」で降りるところを
間違えて「四ツ木」で降りたため、
追悼碑に近い「木根川橋」で荒川を渡った。
さだまさしさんが自身の中学生活を唄にしたときに
この橋を題名にしたことを知っている。
四ツ木側に「木根川町会」があるのを
初めて知る。川の名前というより
地域の名前ということか。
(川から京急の電車を撮った。ちょっと遠目。)
雨が降る中を渡り切ったら
スカイツリーの展望台が
雲に包まれていた。
そして土手を降りて、八広駅の方向へ。
「悼」の一字が大きく書かれた
多くの花が供えられていて良かった。
静かに手を合わせる。
隣にある「ほうせんかの家」は
土曜日の午後のみ開いているとのことなので
玄関にあった俳句をまず撮った。
深く考えると、やはり
差別と選別、そこにコロナ禍も入った。
私たちが本当の自由を求めるごとに
何かの通せんぼが待ち構えている。
さあ、これからどうすればいいのか。
どうしても立ちつくしてしまう。
「日本を助けて働いている全員に10万円の現金を、
差別の人種化は見苦しく情けないです。」
「自由に外へ行けず学校へ行けない子どもたち、
障がいを抱えている大人たちも作業所へ行けない、
いらいらは爆発寸前です。
(だからこそ)どうかこころ静めて
相手してあげて下さい。
すこし先が見えてきます。」
本当に人権を守ることとは何なのか。
立ちつくしている自分にヒントを与えてくれた。
そうだ、この社会のあるがままを認めて、
冷静に優しく見つめること。
そこから始め直さなければいけないと
感じた。