大阪「維新人」は「イソジン」で新たな利権を作った!?

9日に行ってきた

新聞うずみ火主催の

黒田清さんを追悼し、平和を考える集い」

亡くなられてもう20年、

黒田さんとのお付き合いが長かった

松崎菊也さんと石倉直樹(ちょっき)さんの

社会風刺トークとお笑いライブの

約2時間はとにかく爆笑ばっかり。

日ごろの憂さ晴らしが十分に出来た。

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(会場で売っていた石倉直樹さんイラストのポストカード・下の写真も)

このライブで一番に取り上げられたのは

あの大阪府の記者会見から

大騒ぎになった「イソジン」騒動。

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もはや大阪維新の会

「大阪イソジンの会」になったんじゃないのかと。

しかし現実はシャレにならないほど

イソジンを含むポビヨンヨード製剤が

一時的に店頭から姿を消した。

(アマゾンで検索したらなんと4000円!)

さすがの松崎さんも

イソジンなどをたくさん並べて

 こんな記者会見しちゃいけないんですよ。

 なんでそんなことをしたんでしょうね?」

 

そこで新聞うずみ火の矢野宏さんが解説。

いまイソジンを製造販売しているのは

塩野義製薬の関連会社(シオノギヘルスケア)だが

本社が大阪にある。

大阪は2025年万博の成功を目指している。

IRリゾート誘致がコロナ禍で

事実上難しくなっている。

ましてやSNSやネットなどで

見たいものや探せることは

スマホで自由に出来る時代に

万博は時代遅れ。

それでも政府や大阪府・市と

協賛企業はすでにたくさんのお金を

万博につぎ込んでいるので後戻りが出来ない。

だからイソジンとコロナを利用して

協賛している塩野義をなんとかしようと

思ったのではと。

もちろん誰も納得するわけがない。

 

その翌日のツイッターを見たら

TBSの「サンデージャポン」で

演出家のテリー伊藤氏が

吉村大阪府知事のやり方に問題があったことと

(『ミヤネ屋』出演時に)

 番組の中でフライングしてないかなと言ったが、

 まさにそんな感じだった」

つまり、記者会見以前に

一部メディアにその情報が漏れていたことで

塩野義製薬の株価が会見後に

一気に高騰し、

以前販売していた「明治」も

後になって株価が上がり始めたと。

(会見には健栄製薬のポビヨンヨード製剤もあったが)

この会見を民放で独占中継したのは

「ミヤネ屋」だが、生でやったことで

大阪府塩野義製薬

大阪維新の会とのつながりがうまくいって

新たな儲けと利権作りにつながったといえる。

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(11日発売【12日発行】の日刊ゲンダイより) 

それにしてもこんなことをしても

吉村大阪府知事が批判を受けないことは

まさに異常極まりない。

これ以上のブラックジョークはないと思うが、

店舗営業など対策で大阪府

東京都以上の厳しい監視を

とっている。

だから支持率が小池百合子よりも高いわけだが

お騒がせした本人は

いま10日間の夏休み中。

したたかである。

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(府の新型コロナの防止ガイドラインを順守する店に貼ってあるステッカー、

 東京都よりも許可などが厳しくとられている。)

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