新型コロナウイルス感染防止中の「店」

自分がよく利用する駅の前にある

整骨院(通っていた所とは別)の

玄関にこんなのが貼ってあった。

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千葉県松戸市にあるのだが、

東京都の「新型」コロナウイルス

感染拡大防止中のステッカーのようだ。

そこで東京都の防災ホームページを閲覧すると、

新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図りつつ、

 事業(経済活動)を実施していくためには、

 店舗(事業所)等での感染防止対策の徹底が重要です。

 そこで、事業者の方向けに、

 事業者が実施すべき感染防止対策を掲載した業種別のチェックシートを作成しました。

 チェックシートにある感染防止対策を全て実施していただき、

 専用フォームから申請すると『感染防止徹底宣言ステッカー』を取得できます。」

このチェックシートはホームページから入力して、

それをオンラインで申請すると

PDFデータでステッカーが送られて

それを印刷して店舗に貼り付けることができるそうだ。

(7月13日付)

しかし「よくあるお問い合わせ」の中で、

 本社が東京にあり、店舗は都外にありますが申請してもいいでしょうか。

ステッカーの対象は、東京都内の施設、または都内で実施するイベントになります。都外の店舗は、対象外となります。

ルールは極めてゆるく出来ている感じ。

でも「お墨付き」としては

説得力があるから貼り付けているというわけか。

ちなみに、千葉市はこれから

申請を受け付けているそうだ。

もちろん、東京都とは独自の形式でやる。

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(20日・東京新聞千葉面より)

こちらも認定対象となる「取り組み」を16項目設定し、

さらに市の「コロナ追跡サービス」の登録を義務付けるなど

13項目を「必須」としている。

 

しかし、20日になってから

菅義偉官房長官が20日、『夜の街』での感染防止の打開策として、風営法などを根拠に警察官が店舗への立ち入り検査を行う方針を示した。現場からは、法の範囲を超えた取り締まりはできないとして、実効性に疑問の声が漏れている。」

なんてニュースが入ったもんだから

果たしてこのステッカーに対する

世間の関心がいったいどんなことになるのかは

想像がつかなくなってきた。

日を追うごとに感染者数が東京を中心に増え続けている。

しかし、緊急事態宣言の時の息苦しさは

もうゴメンだという人が多い、当然だ。

例えステッカーを目にしても

「三密禁止」「消毒の徹底」

「マスクはできるだけ着用」

「ソーシャルディスタンス」は

いやでも応でも従うしかない。

 

それにしても

歪んだ「GoToキャンペーン」といい、

このステッカーといい、

警察の介入といい、

ますますぐちゃぐちゃになってきてますね。

この世の中が。

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(30日発売の日刊ゲンダイより) 

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