5か月ぶりに「合唱」しました!

(誠に申し訳ございません。

 きのうのブログで前後しました。)

残念ながら今年は中止になった

「自由な風の歌」コンサート。

そこで実行委員会が

それに代わるものが出来ないかと

考えて実行されたのが

ワークショップ「歌はどこへ?」。

 

7月24日、10時半に間に合うように

吉祥寺の東美教会に馳せ参じたが

駅からちょっと歩かされたのには参った。

でも実行委員の皆さまが丁寧に

対応していただいたのでほっとしながら

2階の礼拝堂へ。

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1000円の会費を納めて

いただいたのがこれ。

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そうです。

職場でも強制されなかった

フェイスシールドです。

全日本合唱連盟ガイドラインおよび

指導を務めた飯村孝夫先生(二期会)が

医療の専門家に相談した結果、

「マスクをつけた上にフェイスシールドをつけることで

 他人への飛散感染を防ぎ、まだ防護することが出来る」

という結論を出したということだ。

幸いにも教会はエアコンが効いているし

扉を開けて換気をちゃんとやっている。

問題はない。

ただシールドは初めてなので

袋を開けてかぶってみたら

こんな状態だった。

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「見えない!譜面が読めない!」

シールドをとって良く見たら

フィルムがついていてこれをはがしたら

視界が変わってきた。

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それでも譜面の細かいところは見えない。

それでもう一度見たら

フィルムは表と裏の両面についていたことが

わかった。

剥がしたのは表面だったので

裏のほうも剥がして

やっとこうなった。

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これでやっと唄うことに集中できる。

 

この日は「春が来た」「春の小川」

「お正月」「ちいさい秋みつけた」を

主に唄ったが、

季節外れの歌ばかりなぜ?

飯村先生は私たちにこう教えてくれた。

合唱はどうしても

メロディーを覚えて

各パートごとの息を合わせることで

「ハモり」を作っていくことを

考えていくようだが、

それでは楽しく唄ったり聴いたりすることが

できない。

曲の譜面を見ると

「拍」「拍子」「リズム」に

分けることができるが、

「拍」と「拍子」は常に一定であるのに対して

「リズム」は常に「動く」ものであるのだと。

先生は5円玉にひもを結んで

催眠術のように暗示をかけるように

すれば風がなくても動かせると。

それは「拍」と「拍子」が

自然と同じ動きで一定になるからだと。

それでは「リズム」はどうなのか?

譜面のオタマジャクシこと「♪(音符)」の間は

長さが決して一定していない。

だから譜面の通りに手を叩いたり

足踏みしたりして

拍子の法則と併せると

そこから歌が動き出して

作曲者のメッセージを感じることが出来るのだと。

 

これまで合唱の曲の歌詞や

ドレミファソラシドを覚えるだけでも

四苦八苦していた私にとって

このやり方は

本当に歌を楽しむヒントにつながりそうになった。

ただ、1時間で終わってしまったのが残念!

これからは

自分でヒマなときでも

「拍子」は手で打って

「リズム」は足踏みでもして

歌は動かすものだということを

感じる機会をつくらなければと思っている。

それでも、やっぱり来年は

コンサートへ向けて練習したい。

そうなることを願うしかない。

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