7月19日、
連日雨と風が激しかったために
行くことが出来なかった
千葉城にある
千葉空襲の祈念碑
(千葉市空襲犠牲者刻銘式平和祈念碑)を訪ねた。
本当ならば空襲を忘れないために集いが
この時期に行われるはずだったが
コロナウイルス禍で行事が中止になり
自主的に行くことになった。
千葉空襲は1945年の6月10日と
7月7日と2回も起きている。
日立の飛行機工場(いまのJFEスチール東日本の製鉄所)と
陸軍の施設を狙った攻撃は
多くの犠牲者を出し、
この空襲で再び被害を負ったという証言もある。
碑に刻まれた
犠牲者人数は昨年と変わらず721名。
更新に関する最新の情報はなく
歴史の風化による影響がやはり少しづつ出ている。
今年も千葉市の「きぼーる」で
戦争に関するパネル展が行われたが
やはり千葉空襲への関心が増えているかどうかが
わかりづらい状況になっている。
死傷者が約1500人、被災者が4万人以上という数が
資料で残っているのにもかかわらず
この記憶が未来まで語りつがれるかどうかが
これから難しくなっていくのではないかと危惧する。
あとは何も言えない、残念だ。