ついに陸上自衛隊オスプレイが木更津に来た!

天候不順のために

延期をしていた

陸上自衛隊木更津駐屯地

新型輸送機オスプレイの配備が

10日に1機のみ実施された。

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(写真は11日の東京新聞朝刊より、以下同じ)

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国のやっていることだから仕方がないだろうという声もあるが、

ここで重要なことは

今後、訓練飛行が行われる時に

木更津市やその周辺の市町村の住民が

情報の開示を求めた時に

防衛省がそれに応じるかどうかなのだ。

 

正直いって

政府・防衛省はこの暫定配備については

あまり騒がないでもらいたいし

情報公開請求は

ゼロでお願いしたいというのが本音であると思う。

 

しかし、当日同駐屯地で

渡辺芳邦木更津市長は

報道陣に対して

「細かな運用は(地元の)負担軽減がまだ提示されていないので

 情報提供をしっかりお願いしたい」と

お願いしていることを明らかにした。

自衛隊オスプレイ

米軍所有機と違って

軍事行為よりもむしろ

災害時にその機能が発揮される機会が

あるはずだから、

もしもの時に訓練の成果が活きるのかが

大きな関心を集めてもおかしくはない。

だが、いまのように

情報を積極的に地元自治体に流さないとなれば

「何のためにオスプレイを使うのか」

という疑問の声が

イージスアショアと同じようになっても

おかしくないはずだ。

 

写真に貼り付けなかったが、

同紙2面の「核心」では

配備について「賛成」「反対」の有識者のインタビューを

載せていた。

私が最も注目したのは

「賛成」の森本敏・元防衛相の意見だった。

オスプレイ導入の理由として

中国の尖閣諸島への侵犯行為から

南西諸島の防衛のために

水陸起動団とオスプレイ部隊を装備する構想が

固められたのではないかと。

(2013年度のこと)

 

ただ、安全性については問題はないが

社会生活の安全を維持しながら

部隊運用上、効率的な使い方が出来るか

という課題が残るとして

「大都市部の上空を飛び回るのは

 基本的に望ましくない」と。

配備するならば南西諸島に近い

長崎・佐世保市陸上部隊の近くに置くべきで

佐賀空港がダメならば

九州の他のところで代替地を探すべきだと。

 

やはり、オスプレイ

国民の命を守るというよりも

アメリカの戦争に加担するという目的が

強いといった本音をのぞかせている。

防衛省が本格的に動いたのは

森本氏が退任してからだが、

「バイ・アメリカン」の意向が

かなりあるのではと感じる。

 

最も九州地方は

激しい豪雨に見舞われて

土砂災害で身動きがとれない

住民たちが大勢いる。

もしも佐賀にオスプレイが配備されていたら

果たして被災者を安全な場所へ

避難させることが出来ただろうか?

 

いまそこをちゃんと問わなければいけない。

何なら

木更津と岩国基地にとどまっている

オスプレイに緊急出動を指令して

物資の輸送と

人々の移動のために

速やかに貢献してほしいのだ。

 

戦争のためのオスプレイならば

自衛隊にはいらないのだ。

 

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