NHK「ドラレコは見た!」に意義あり!

きのう見たNHK総合の「ドラレコは見た!」で

日本のドラレコ映像で

小学生が道を譲ってくれたドライバーに

お辞儀をして感謝をしたことを見た

中国の子ども(小学生)が

それを真似て

横断歩道で同じことをやったことが

ニュースで伝えられたことをやっていた。

それをみた進行役の

澤部佑(ハライチ)とみちょぱ池田美優)が

ずいぶん日本のことを誇らしげに

コメントしていたが

ハッキリ言って「意義あり!」だ。

 

日本の映像でやっていたことは

都会の人間がすっかり忘れている

ローカルルールなのだ。

私は以前に東北へ

東日本大震災の被災地の現状をみるための旅に行ったときに

途中下車した栃木県の黒磯で

見ず知らずの観光客であるのにも関わらず

地元の通学途中の中学生に

「おはようございます!」と挨拶されたことがある。

また、別の旅をしたときに

都会ではない地方の路線バスに乗ったときに

下車する学生服の女の子が

運転手に

「ありがとうございました。」と

きちんと挨拶していたことも覚えている。

中国のニュースの映像を見た時に

思ったのは

都会の雑踏のなかで

大人たちが足早に通りすぎる中で

子どもがお辞儀をしていた、

これは日本では考えられないことなのだ。

地方の子どもたちは

学校で教わらなくても

「これは伝統だから」という

何の根拠もない理由で

挨拶を自然に行っている。

しかし、その子どもたちの多くが

そんな地域がつくった

同調圧力に嫌気が指して

自由な都会へ出ようということに

なってしまうのだ。

だから、NHKのある

渋谷のスクランブル交差点では

こんなことはあり得ないし、

それ以外の横断歩道や

その他の道路でも

そのようなことは見ることが出来ないのだ。

だってそうでしょう。

道路交通法では、

車を運転する人は常に

歩行者の行為に対して注意義務を行うことが

建前になっているし

歩行者が信号を無視すれば

逆に運転する側が免責になるわけだから。

 

道を譲るのは

法律や同調圧力ではなくて

他人に対する思いやりなのだ。

しかし、効率重視や

法やその他のルールでがんじがらめになれば

人として当たり前のことが

忘れられてしまうのだ。

日本の道徳教育は

そういうことを無視しているから

都会では感謝を形に出来ない

子どもたちが当たり前になっていくのだ。

 

それが違うというのなら

日本の大人たちが都会の道のど真ん中で

譲ってくれたドライバーに

きちんとお辞儀をして

模範を示せばいいのだ。

たぶん無理だろう。

ちなみに中国は

コロナウイルス対策と同じように

国家の強権で

こんなことは簡単に出来るのである。

 

最後に笑いものにされるのは

私たち日本人なのだ。

 

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