一人当たり10万円支給 そして本当に困っている人たちの救済は

野党がずっと前から提案しているのを無視しておきながら、

その後に公明党が安倍首相を恫喝したことから

やっと政府が動いた

国民一人当たりの10万円支給。

「特別定額給付金

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(21日の東京新聞朝刊一面より)

「住民票登録をしている市区町村から住民基本台帳の記載住所に郵送で届く。

 給付対象者となる世帯主とその家族の氏名、生年月日、人数分の

 合計給付額(3人家族の場合「30万円」)があらかじめ書かれており、

 世帯主が署名、押印する。

 振り込みを希望する金融機関口座を記入して

 返送することで郵送での申請は終了となる。

 申請書には

 運転免許証のコピーなど

 本人確認書類の添付が必要。

 給付対象者のうち、給付を希望しない人は、

 チェック欄に印を付けることで辞退することができる。」

(20日共同の配信記事より)

 

来月以降に支給されても

無駄遣いは絶対に許されない。

あくまでも、生活を維持するためにお金なのだから。

ただ、これをいただいても

「それじゃコロナが終息するまで仕事休みま~す!」

ということも出来ない。

本当に使わなければいけない

ことに使うのは当然のことだが、

何も思いつかなければ

今後のために貯金をするか、

困っている人たちに寄付をするか。

そのどちらかになるかもしれない。

同じ東京新聞の社会面には

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筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者でつくる日本ALS協会は、

 療養に必要な消毒液などの確保を求める要望書を厚生労働省に出した。」

人工呼吸器を使う患者がたん吸引のときに使う

エタノール液とアルコール綿が不足している。

病院や診療所でも不足していることから

自分たちにいずれ回ってこなくなる。

既に持ち合わせている分がなくなったら

どうするか、

まさに切迫した状況だ。

10万円の一件もスピード感がない決定だったが

こちらの方はいますぐにでも

対応策を出してほしい。

酒造会社が保有しているアルコールが

消毒用に使えるようになったのだから

これらの人たちの不安を

ただちに解消できないはずがない。

また、この10万円の手続きには

本人の身分を証明するための書類の

コピー(運転免許証など)が必要だが、

そのためにコンビニエンスストアなどに

行かなければいけないなどの

面倒がかかる。

マイナンバーカードを持っている人に限り

オンライン申請が出来るのだが、

マスク2枚の場合は

そんなことをしなくても郵送される。

この矛盾はいったい何なのだろうか。

 

 

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