きのうのブログのコメントで
「どあほ」という、
いかにも維新や橋下徹の応援団ぽい人物から、
「大阪府知事が大阪兵庫間の往来自粛要請を出されたのは
それを受けての発表なんですが。
きちんと各社報道にも書かれてますが?
一体全体どなたがどアホなのでしょうか?」
という内容だったので
その反論をコメント欄に書いて置いたが、
果たしてこの記事を知っているのだろうか。
あの自死した「赤木」氏の手記が週刊文春で報道されたのを受けて
吉村洋文大阪府知事が
「再調査すべきだ。(中略)手記が出てきたわけだから、
全てをさらけ出すべきだ。」
「何が行われていたのか記録を改ざんしたら、
批判すら受けなくなる。
こんなに怖い国家体制はない。」
と発言したという。
私はてっきり橋下徹と安倍首相はお友達と
思っていたから
「大阪府・市を巻き込んだ
『森友疑惑』が再燃することを恐れた
元・大阪市長が
わざとそれをボカすために
こんな要請のようなヤツを考え付いたのだろうか?」
と書きこんだのだが、
それは間違いということなのだろうか?
というより、
おおさか維新の会も
自らは潔白であることを強調するために
これをやったのだろうか。
だったら立憲・国民・共産などの野党と
この点で共闘すべきではないだろうかと思う。
さて、かっては
八尾駐屯地が受け入れ先になる
はずだったのが、
国の要求に押し切られたのは
全く別の場所だったのだ。
さんざん揉めていた
輸送機オスプレイの暫定配備が
両者合意の上で決まったということだ。
昨年12月末のことである。
2月26日の東京新聞朝刊のコラム「私説 論説室から」で
半田滋論説委員が詳しく書いていて、
3月、つまり新型コロナウイルスの自粛ムードの中で
本来予定されている佐賀空港の受け入れ態勢が整うまで
17機が配備されるとのこと。
2024年ごろまでに10機に増えるとのこと。
半田氏がこの記事で強調したのは
首都圏に配備される最新輸送機は
これまでの軍用機に比べて
ひ弱である点だ。
北海道で行われた日米共同訓練に
8日も遅れてやってきて、
さらに3日遅れて帰途についた。
しかもその間に「凍結警告灯」が点いたので
気温が高くなってのでようやく離陸することが出来た。
このような輸送機に日本の防衛が任せられるかとの
声が出てもおかしくないはずだが、
日米両政府の本音は
有事はこのような北国ではなく
いま護衛艦を派遣している
中近東地域への派兵を想定していることを
見越しているのではないかと
思われる。
もちろんその企てを国民にいち早く知られては
全てはオジャンになってしまうから
こっそりそういうことにしてしまおうと
考えているのではないかと。
「『首都圏の負担』はどこが引き受けるのか」。
コラムの最後にこう書いてあったが、
最後は沖縄が引き受けることになると
断定する。
でなければ、なぜ軟弱地盤の辺野古に
基地をつくるのか。
その理由がわからなくなる。
首都圏からのオスプレイの廃絶を
強く訴えていくのが
これからの沖縄のためになるのだが
本土のほうからこの声が高まらないのが
とてももどかしい。
何とかならないのだろうか。
大阪の人間は
もはや橋下徹が過去に言ったことも
すっかり忘れているだろう。