吉本新喜劇でも、ネタにはならないだろう。
いや、「翔んで埼玉」をパクったのか?
19日、大阪府の吉村洋文知事が
20日からの三連休の期間中に
不要不急の「行き来」を自粛するよう
住民に協力を求めたそうだ。
(上下ともに19日のTBSテレビ「News23」より)
もっともJRや私鉄各社は平常通り運転するとのことだから
交通面での不安はないのだが、
そういえば大阪府は独自の方式で
感染拡大を防いで治療体制を整えたことで
府の主催のイベントは予定通り開催するとか
言っていたはずだ。
まさか、兵庫のウイルスを大阪に持ち込むことを
防ぐという建前論を利用して、
連休で遊ぶなら自分の家の近くにしろと。
そうすれば、インバウンド観光が壊滅的な
大阪を救えるといった
セコイ魂胆(こんたん)を企てたのだろうか?
「うちの職員は西宮のほうからけっこう通勤しているはずだ。」
とやや困惑した表情でコメントしていた。(News23より)
この要請は新しいコロナウイルスの特別措置法に
基づいていないから強制力はない。
ただ気になるのはこれだ。
「学校法人「森友学園」の国有地売却問題を担当していた
財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さん=当時(54)=が、
佐川宣寿(のぶひさ)元国税庁長官(62)の指示で
決裁文書の改ざんを強要され自殺に追い込まれたとして、
赤木さんの妻が十八日、
佐川氏と国に約一億一千万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。
妻は『元はすべて佐川氏の指示。パワハラで有名な佐川氏の指示には誰も背けない』
とする赤木さんの手記や遺書を公表。(週刊文春の今週発売号で掲載)
代理人を通じて『夫が死を決意した本当のことを知りたい』と訴えた。」
(東京新聞19日朝刊記事から抜粋。)
大阪府・市を巻き込んだ
「森友疑惑」が再燃することを恐れた
元・大阪市長が
わざとそれをボカすために
こんな要請のようなヤツを考え付いたのだろうか?
どんな理由であっても
大阪と兵庫はどちらも感染者は確認されている。
封鎖のようなことをやっても
大して効果はないはずだ。
まさに超がつくほどの「どアホゥ」である。