昨年は決勝を見に
埼玉スタジアムまで行ってきた
ことしは、
準々決勝を
川崎市の等々力競技場で見ることにした。
リハビリ中の家長の故郷である
初のベスト4を賭けて戦うことになったからだ。
電車を乗り継いで武蔵小杉へ。
ここからは路線バスもあるが
列が長く続いているため
徒歩で行った。
途中日本医大の病院前で
タワーマンション建設に反対するのぼりを見た。
しかし駅前ではまだ工事中のそれがあった。
あまりあり過ぎるのも天災以前の
環境権の問題だが
地元に行かないとわからないことだ。
途中コンビニで弁当と飲み物などを買ったが
ここでも長い列。おにぎりやパン類の
売り切れが多かった。
競技場に着いたころは
第一試合が既に始まっていて
青森山田が先制点を入れた後だった。
座席はサポーターサイドに近いバックスタンドの
一階のところ。
前半で青森山田は3点リードで
ワンサイドゲームになると思ったら
後半は昌平(埼玉代表)が31分までに
2点を取り返し、最後までわからない展開になったが
結局青森山田が逃げ切ってベスト4へ。
それでもこの健闘に多くの拍手が昌平にも贈られた。
そして迎えた第2試合、
前半は帝京長岡の応援団エリアに席を変える。
試合はいきなり動いた。
帝京長岡が左サイドからクロスがうまく通り
1分もしないうちに先制点が入ったのだ。
あまりのサプライズな展開に
スコアボードも
前半なのに後半に「1」が入ってしまったほどなのだ。
結局そのまま先制点のリードを守り切って
新潟県勢初のベスト4を達成してしまったのだ。
でも最後まで目の離せない試合展開に
やっぱり生で見ることが出来て良かった。
さて、等々力競技場は登戸のほうにある
コラボレーションした
オブジェが飾られていた。
メインスタンドの出入口には
サッカーをするパーマンの像もあって
そこで記念撮影をする人たちもいた。
お互いが町おこし(フロンターレと)のために
このようなタッグを組めるなんで
すごく川崎をうらやましいと感じた。
そして最後に忘れてはいけないこと。
サッカーでは時として
ヘイトスピーチまがいの罵声や
誤解を招く行為、そう
旭日旗を掲げて応援するなど
あってはいけないことが起きやすい。
まして川崎市は
ヘイトに罰金刑を課してを禁止する条例が
制定されたのだ。
等々力競技場の中では
このポスターがたくさん貼られていた。
誰もが試合に目がたくさんいっても
すこしでもこの掲示を見てくれるのならば
といった試みは他のJリーグの
試合会場でもぜひたくさん実施してもらい。
そう強く思った。