老いは足腰から来る

おととい母から、月曜日に父が帰宅途中に転んで頭を打ち
立ち上がることができないままうずくまっていたのを近所(家から数10メートルの場所)の人
が救急隊に連絡をくれたとの話を聞いた。
幸いにも入院に至ることがなく救急隊の人からもケガの状態はたいしたことがないとのことで
経過観察でいいでしょうと言われたそうだ。
しかし一度倒れた状態や寝ている姿勢から立ち上がるのが難しい状況で
身体のバランスがうまくいかないのではないかと家族全員で
心配して、すでに頭を2度も打っているからと本人を説得して
病院で一度MRIを受ける予定でいる。
それにしても足腰から体の老化が始まるのは本当のことだ。
最近は認知症の話ばかりが注目されているが、やはり体が自力ですんなりと立ち、歩き、走ることが出来ること。
そして足先にまで地面を踏む感覚が確実にあるかどうか、さらに腰の姿勢が
知らない合間に前かがみになっていないか、背中が丸まっていないか
は日常からよく確認しなければならないと改めて感じた。
ちなみに立ち上がったり座ったりするときは「ドッコイショ」とおもわず言ってしまうことは
恥ずかしいと思うが実は体の動作的にはとても良いことだと最近知った。
ギックリ腰防止にもなるという。