サッカーと言葉

サッカーを見ていると、その専門用語の多さにうまくこの自分の感想を表現できないことに
もどかしさを感じることが多い。14日の決勝ではJリーグでもなかなか見ることが出来ない
鮮やかなドリブルでゴール前を脅かすプレーや、流通経済大柏の先制点は
セットプレーからのヘディングによるゴールであることは自分でも表現できる。
しかし、テレビや新聞などの情報で得られるというよりも覚えている知識はそこまで
である。「クロスを合わせる」「カウンターになる」といった断片的なことは
思い浮かべたとしてもこの言葉で正確かどうかに自信が持てないのだ。
ましてスタジアムの観客席がピッチから遠いところで見ると
どの選手がいまのプレーでどうしたかというのがわかりにくいというか
判別が不可能になり、これならテレビ中継を見たほうがいいのかな
と思ってしまうことがしばしばである。
それでも席の周りには高校生かさらにその下の世代らしきサッカー少年たちが
自らの知識に基づいてプレーの感想や自分なりの分析を言葉にしているのを聞いたり
しているといかにもこちらもそれなりの知識を得られたような気がするし
「いまのはふえだろー」とさらに小さいサッカー好きな子供たちの大きな叫び声などを
耳にしたりするのをときどき聞いたりしていると、
やっぱり頭でっかちにならなくてもいいからこの空気を楽しもうと
またスタジアムに行きたくなってしまうのである。
Jリーグの今シーズンの日程が発表になり、ヴァンフォーレ甲府は2月24日
NACK5スタジアムで大宮アルディージャとの情報が入る。
見に行こうかどうか迷っている。

「流通経大柏2年連続V逸…監督『クソゲームだった』」日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/soccer/news/201901140000722.html