有名駅弁とうまいもの大会

午前中は合唱団の音楽劇練習。その後に新聞うずみ火の購読料振り込みを済ませて
新宿京王百貨店へ。毎年恒例の「第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」へ。
事前にラジオ番組などでそれなりに情報は仕入れてきたが、
やはり地元の駅弁業者からの輸送駅弁のほうが旅気分をより味わえそうなので
そちらが集まっているコーナーへ。昼の時間帯を過ぎたころなので
長い行列になっていなかった。様々な駅弁の中で2つ選んで購入。
まずは米子駅の「復刻 吾在衛門弁当」

包み紙は昭和初期の復刻版で中身は

米子で有名な昆布で包んだ鯖と鮭のすしと、かにのちらし寿司の詰め合わせ。
表紙は福井県立歴史博物館の資料提供によるものだとのこと。
これこそが駅弁の原点と喜ばせてくれる。
もちろん中身も日本海の海の幸を満喫させてくれる。
味はやや甘酢がきいているが。付け合わせのちくわ磯辺揚げと昆布巻も
何か得した気分にさせてくれる。
そしてもう一つは鳥栖駅の「かしわめし」

以前九州を旅したときにこの駅で「焼売弁当」
(次の写真)を買ったことがあるが
このシュウマイが一個、福岡地区独特のかしわめしの中に入っているだけでも
得した気分にさせてくれるのだ。

そぼろではない鶏の甘辛煮(かしわ)の味を食感がなんともいえない。
実演では個性的な駅弁を数多く見かけたが
やっぱり経木容器で厚紙ではない包み紙の
これぞ駅弁といえる方にそそられてしまうのは年をとった証拠なのだろうか。
なにしろ、鮭、うに、いくら、牛肉がやたらに多いような気がして。