河合案里参議院議員に物申す

7月に公職選挙法違反の疑いがある行為をしたと

週刊誌によって報じられて以来、

国会に姿を見せない状態が続いた

河合案里参議院議員(広島選挙区・自民党)が

6日に「適応障害で1か月の療養を要す」の

診断書を自民党に提出したと

世耕弘成参議院幹事長が明らかにした。

はっきりいって「仮病」だ。

それもタチの悪いものだ。

 

そもそも「適応障害」とは何だろうか。

ICD-10(世界保健機構の診断ガイドライン)によると、

「ストレス因により引き起こされる

 情緒面や行動面の症状で、

 社会的機能が著しく障害されている状態」と

定義されていて、

「発症は通常生活の変化や

 ストレス性の出来事が生じて1カ月以内であり、

 ストレスが終結してから

 6カ月以上症状が持続することはない」

どうやらこれをうまく利用して

病気をでっちあげたというわけだが

忘れてはいけないことがある。

皇后陛下である。

 

ご成婚以来、

さまざまな気苦労をされたと思われる

皇后さまは何度も

適応障害」と週刊誌上で報道された。

それに対して宮内庁側は

その症状について記者会見などで明らかにしなかった。

そして皇太子の頃から

天皇陛下

つねに雅子様を守り、

心身ともに不安や心労を重ねないための

気遣いなどを行ってきたのではないか。

そして今では

皇后になられて

その症状も回復に至っていると聞いている。

 

 

私は適応障害ではないが

いまでも「うつ病」の再発を恐れながら

生きている。

その原因について考えられない時期も

多かった。

そして今はあるがままの自分を認めること

から、前向きに生きることへ

心を動かすことが出来た。

ハッキリ言って

自分で起こした不祥事から

逃げたいために

このような病気で隠れ蓑にするようなことは、

ほんとうに心を病んで

自分自身をどうすることが

できない人間にとって

罪作りな存在なのである。

私を含めたそれらの名もなき存在は

それを大きな声で叫ぶことが出来ない。

だから悪事に

その病名が利用されてしまうことを

よく知っている。

 

最後に物申す。

適応障害を治したかったら

参議院議員をただちに辞めるか、

自ら進んで捜査当局に

自首することだ。

そうすれば自分を苦しめる

ストレス因を完全になくすことが出来る。

それが出来ないことが

まさに仮病で逃げ切ることなのである。

 

精神疾患に苦しむ人間にとって、

河合案里参議院議員ほどの

疫病神はいないのである。

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